Dreamweaver CS5はモバイルWebオーサリングをスムーズにする--アドビ

矢野りん
2010-07-29 17:36:06
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デヴィン:基本的にはコンテンツ制作の経験が長く、モバイルへのコンテンツ対応を進めている属性の方が中心になっていますね。HTML5の場合、PC向けのコンテンツ制作で採用しようと考えると、そこには依然としてブラウザサポートに問題があります。CSS 3もそうですが、レンダリング結果がバラバラすぎるし、対応範囲はひどく分断されています。その点、スマートフォンなどは新スタンダードに対するブラウザの対応が一貫していますし、制作の経験が豊かな人もそうでない人も制作に携わりやすいでしょう。

矢野:スマートフォン向けコンテンツ制作の業界には、Adobe製品に精通していない人もたくさんいます。こういったユーザーへの特別なケアは?

デヴィン:2つ実施しています。1つは製品そのもののユーザビリティの向上。もう1つはたくさんのチュートリアルを作ることです。Adobeのコンテンツ「Adobe Developer Connection」とか「Adobe TV」でわかりやすい解説の提供に注力しています。

スマートフォンは共通プラットフォームに集約が進んでいる

クリスチャン・ハルバッハ氏 クリスチャン・ハルバッハ氏

矢野:Adobe Device Centralはどうですか?新しいユーザーへ訴求する努力をしていますか?

クリスチャン:ええ、モバイルウェブのエミュレーション機能を充実させることで開発者を支援しています。スマートフォンのスタンダードなレンダリングエンジンであるWebKitを使っています。Dreamweaver単体ではできない部分まで、Device Centralでは対応しますよ。

Device Central Adobe HTML5 PackをインストールしたDreamweaverには、マルチスクリーンによるレンダリングチェック機能が付く。縦横比の異なる表示環境でレイアウトがどう違ってくるかを確認できるが、端末上でのスクロールの状態はエミュレータであるDevice Centralのほうが把握しやすい。例えば、画像の幅が大きすぎてポートレート表示の際に左右にほんの少し横スクロールが発生している状態などを再現できる※クリックで画像を拡大

 スマートフォン市場はプラットフォームが次第に融合して、いくつかの共通プラットフォームへと集約が進んでいます。その昔、モバイルの世界は端末の数だけプラットフォームやブラウザがありました。今やプラットフォームですら数えられるくらい、ブラウザはWebKitに着目すれば大体カバーできる状況ですから作りやすくなったものです。

矢野:Device CentralはDOM APIの振る舞いなど、アプリケーションの実行状況も含めてエミュレートできるツールなのですか?

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