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くずHTMLが健在な5つの理由

文:Justin James(TechRepublic) 翻訳校正:石橋啓一郎
2009-03-03 08:00:00
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 2年強前、私は開発者たちにひどいHTMLを書くのをやめて欲しいとお願いする記事を書いた。しかし、その後この問題はさらに悪化している。

 何週間か前、私はTech Republicのこのブログの読者に対して、自分のHTMLの品質について聞いた。読者の約25%が自分のHTMLはすべての標準に準拠しているという主張だった。私はこのブログの読者についてよく知っているので、この数字は正しいと信じている。しかし、私はこのブログの読者がかなりの少数派であることも知っている。残念ながら、くずHTMLは健在だ。

 ここに悲しいニュースがある。AlexaのTop 500のサイトのページで正しいものは7%以下だというのだ。これは、これらのページだけの問題なのだろうか。残念ながら違う。研究者によれば、「これははるかに大きなMAMAの分析対象全体よりも少しよい結果となっているが、サンプル数と差分が小さく、差があるとはっきり言うことはできない」という。言い換えれば、この正しいページの率が6.57%という残念な数字は、インターネット全体の数字よりもましなものだということだ。

 ここでは、ウェブの標準を守ることはウェブ開発の「最終目標」ではないと仮定しよう。このブログの読者の50%以上が、彼らのHTMLは「すべて、あるいはほとんどの主要ブラウザで、自分が表示したいものを表示するには十分だ」と答えている。標準への100%の準拠は1つの目標かも知れないが、それは一番重要なことではないと考えることができるということだ。多くの開発者にとっては、標準は目的を達成するための手段の1つであって、その目的とはページをうまく表示することなのだ。それがすべてではないとしても、私は標準から少し外れているHTMLがくずHTMLだとは思わない。完全ではないかも知れないが、それだけではくずとは言えない。

 ひどいHTMLは特別な何かがある。それは、単に正しくないという次元ではなく、小さな誤解やタイプミスを超え、不適切にネストされたタグ、きちんと閉じられないタグ、間違ったアトリビュートの使い方など、怠慢の域に達している。開発者はなぜこのようなひどいHTMLを書くのだろうか。以下に私の仮説を説明する。

  • 無知:多くの開発者はそれ以上のことを知らない。彼らはよいHTMLを書こうとして学ぼうとしたこともなければ、気にくわないHTML屋からそれを学んだこともない。他人のゴミコードからコピー・ペーストすることでHTMLを「学んだ」人たちも、これに分類される。
  • ツールが貧弱:多くの開発者はHTMLの生成をツールに頼っている。このツールは、何らかの種類のHTML WYSIWIGシステムの場合もあれば、ひどいコードを吐き出すフレームワークやライブラリの場合もあるだろう。例えば、最近まで、スクリーン上で編集するウェブベースのHTMLエディタの多くは、CSSクラスやインラインスタイル指定さえ使わず、fontタグを使って楽をしていた。その結果、fontタグが非推奨要素となってから10年近く後でも、fontタグを生成するHTMLウィジェットが残っていた。別の問題として、スタイルに関する効果と、その効果を引き起こすための方法の間に1対1の関係は存在しないということがある。Ctrl-Iを押してイタリック体を表示するということを取ってみても、厳密にコンテクストドリブンなエディタでない限り、CSSを使ってイタリック体のものを表示するのは難しく、emタグを使うことになる。

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