
主要ブラウザの性能比較:IE、Firefox、Opera、Safari(前編)
Windows Vista SP1:SunSpider JavaScript
SunSpider JavaScriptベンチマークの結果は、Microsoftの現行ブラウザに影を落とすものとなった。iBench JavaScript/HTML DOMテストでは、Internet Explorer 7は他の大きく引き離してもっとも遅いブラウザであるという結果が出た。Firefoxファンはバージョン 2.0.0.13がIE 7よりも速いことを喜ぶだろうが、ここでの本当の勝者はOpera 9.27とSafari 3.1.0だ。
一方でベータ版について見てみると、違った景色が見えてくる。MicrosoftはIE 8 Beta 1では大きく順位を上げているが、ベータ版の中ではやはりもっとも遅い。その一方で、現行バージョンのFirefoxは順位が最後から2番目なのに対し、バージョン3ベータ5ではSafariよりも上のトップに躍り出ている。
SunSpider JavaScriptベンチマークの個々のテストは、それぞれのブラウザの強みと弱み、そしてベータ版で改善された部分を示している。例えば、Internet Explorer 7でもっとも性能が劣っていたのは文字列処理だった。IE 8 Beta 1は今回のテストでかなりよい結果を出しており、多少は巻き返しているが、他のブラウザのベータ版やSafariよりも遅いままだ。現行版のFirefoxは文字列処理と3D処理、そしてビット演算が弱いが、バージョン3ベータ5ではこれらの弱点を克服し、すべてのテストで1位となっている。
単位はミリ秒、棒グラフが短いほどよい
単位はミリ秒、棒グラフが短いほどよい
「主要ブラウザの性能比較:IE、Firefox、Opera、Safari(後編)」に続く
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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