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「Safari 3.1」は高速だ--しかし「Firefox 3.0 Beta 4」も負けてはいない

文:Adrian Kingsley-Hughes(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2008-03-26 08:00:00
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 1週間ちょっと前、私は「Firefox 3.0 Beta 4」を試用し、このFirefoxの最新版ブラウザと競合ブラウザ製品のベンチマークテストを行った。しかし、Appleが3月18日にリリースした「Safari 3.1」によって、ブラウザを取り巻く状況に一石が投じられた。Appleの最新ブラウザが市場に与える影響について目を向ける時が来たようだ。

 AppleはSafariに関して大胆な主張を行っている。まずは以下を読んでみてもらいたい。

あらゆるプラットフォームのWebブラウザの中で最速のSafariは、Firefox 2の最大3倍、Internet Explorer 7の最大2倍、Opera 9の最大5.5倍のスピードでページを読み込めます。

また、JavaScriptの実行速度はFirefox 2の最大4.5倍、Internet Explorer 7の最大7倍、Opera 9の最大5倍です。というわけで、ページの読み込み時間が短いSafariなら、思う存分ネットサーフィンを楽しめます。

 こういった主張をきちんと理解するには、小さな字で書かれた以下の注意書きにも目を通しておく必要がある。

パフォーマンスは秒単位での測定になります。2008年3月にAppleが実施した、1GBの物理メモリ、ATI Radeon HD 2600(256MBのVRAM)を装備した2.4GHz Intel Core 2 Duo搭載iMacでWindows XP Professional SP2を実行したテスト結果に基づきます。HTML、JavaScriptのベンチマークは初期設定を使ったVeriTestのiBench Version 5.0によります。Safariはベータ版、その他のブラウザはすべて製品版を使ってテストを実施しました。パフォーマンスはシステム構成、ネットワーク接続などの要因によって異なります。(強調筆者)

 ここで私がAppleに不満を抱くとすれば、ベンチマークテストにiBenchを使用したことだ。iBench 5.0は、もはや化石化していると言ってもいいくらいのベンチマークツールである。同ツールが最後にリリースされたのは2003年11月であり、ブラウザを取り巻く状況はそれ以降で大きく変化しているのだ。特に、今では多くのウェブサイトにおいてJavaScriptが使用され、Ajaxも多用されている。近代的なブラウザ(そしてOS)のベンチマークテストに古いツールを用いるということは、あまり意味のないことであり、結果は割り引いて捉える必要があるように思える。とは言うものの、ブラウザのベンチマークテストを行うためのツールは、あまり数が多くないという問題もある。iBenchは旧式の(そして陳腐化している)ツールかもしれないが、代わりとなるものはほとんど存在していないのだ。このため、われわれは現実世界で本番運用されているサイトでベンチマークテストを行い、サーバの負荷や遅延、ローカルネットワークのボトルネックに起因する変動要素をあるがままのものとして受け入れるか、現実世界とはかなりかけ離れたベンチマークツールによるテストを行うしかないのである。

 ページの読み込み時間や描画速度に着目するテストは多数存在しているものの、そのいずれもが私の眼鏡にかなうものではないため、ページの読み込みや描画について考察は行っていない。

 今回のテストは以下の2種類に限定している。

  • SunSpider JavaScriptベンチマーク
  • ACID 3

 なお、テストを行ったプラットフォームは、ハードウェアもソフトウェアも前回のテストで使用したものと同じである。

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