weaveでブラウザとWebサービスの融合を図るMozilla--builder tech day

原井彰弘
2008-03-03 08:00:00
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Mozilla Labs weave

 このような勢いのまっただ中にあって、Mozillaの研究所である「Mozilla Labs」では将来を見据え、ウェブの変化を推し進めるべくさまざまな活動を行っているという。そして、その活動の一つに「ユーザエクスペリエンスの向上」というものがある。これは「ウェブブラウザとは何か?」という本質から考え直して、より利用しやすく新しい体験を提供するようなサービスを開発しようというものだ。そこで進められているのがMozilla Labs weaveというプロジェクトである。

Chris Beard氏 Chris Beard氏

 weaveは、ブラウザのデータをネット上で管理し、所有者以外もアクセスできるようにするサービスで、ブラウザのブックマークや閲覧履歴、カスタマイズ情報、個人識別情報などが管理対象となる。weaveを利用することで、今までは自分個人でしか利用できなかった情報が、他のサービスからさまざまな目的で利用できるようになるのである。Beard氏は「weaveを利用すれば、オンラインショップで自分のウェブ閲覧履歴にあわせておすすめの商品を提示してもらうことも可能になる」と、その可能性について力説した。また、友人とブックマークを共有することも可能になるとも述べた。

 さて、ここで気になるのがプライバシーやセキュリティといった問題だろう。この点に関してBeard氏は「weaveはユーザ中心主義でサービスを提供することに重きを置いている」と述べ、個人情報のコントロールは完全にユーザー自身が行えるようになっているということを強調した。また、セキュリティに関しても、データはデフォルトで暗号化するという対策をとっているとした。

個人データはブラウザから切り離されて管理される 個人データはブラウザから切り離されて管理される
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