悪用厳禁、恐怖のHTMLショップ:Marqueeタグ

文:Chris Duckett(Builder AU) 翻訳校正:原井彰弘
2007-12-27 06:00:00
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 恐怖のHTMLショップ、「憎しみの殿堂」へようこそ。今日の展示は、激しい憎しみの対象であり、物笑いの種となっているもの―細かい話は抜きにして、まずはそれがどんなおぞましい生き物なのかを見てみよう。

The Marquee Tag
The Marquee Tag

 嘆きの声と怒りによる歯ぎしりが聞こえてくる。

 一体、marqueeタグのよい使い道というのは存在したのだろうか?いつまでもスクロールが止まらず、読むのが困難なペースで流れ続け、そして閲覧者の注意を奪うタグ。まるでHTML要素のパリス・ヒルトンだ。

 正直に言って、marqueeタグがなくなったこと―少なくともなくなるべきであるということ―をうれしく思う。

 しかし、この怒りの原因は一体何なのだろうか?ウェブ開発者は嫌われる要素を用い、さらにそれを飾り立てる。そのさまざま手法についてこれから深く調べるので、自らの目で確かめてみるのが一番だろう。

向き

 マーキーは一方向からしか読めないと思っていたら、それは間違いだ。テキストが読めるようになるまでさらに待たせるために、マーキーを逆方向に流すことも可能なのである。アラビア語を使っているようだ!

 デフォルトの値は「left」であるので、逆方向ということは、向きを表すプロパティを「right」に変えなければいけない。おそらく「left」や「right」という値は、スクロールが進む向きを示しているのである。「ltr」や「rtl」という表記の方がより適切だが、それではなかなか理解できない人もいるようだ。この時点で、我々は「left」や「right」の暗黙的な意味をよく理解しておらず、もう置き去りにされている。

The Marquee Tag

 しかし、両方指定したとき、なぜ停止するのだろうか?これを実現するためには、Behaviorプロパティを使用する必要がある。

動作

 Behaviorプロパティの値を「alternate」に設定すると、テキストを「左から右」と「右から左」で変化させることができる。

 それだけではない。値を「slide」設定すると、テキストを片側から表示させて、反対側に当たったときにそこで停止させられるのだ。

 Behaviorプロパティのデフォルトの動作は「scroll」である。一体誰がそう考えたのだろうか?

  • 新着記事
  • 特集
  • ブログ
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]