ウェブを効率化する新画像フォーマット「WebP」を試す

海上忍
2010-10-05 15:38:13
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 Googleが新しい画像フォーマット「WebP」を公開した(関連記事)。

 JPEGに比べファイルサイズは約40%縮小、普及すれば増加する一方のインターネットトラフィックの抑制が期待される。それでは早速、実際にWebPフォーマットの画像を作成し、ファイルサイズなどについて検証してみよう。

GoogleがWebPを展開する理由

 WebPは、Googleが開発した新しい画像フォーマット。2009年のOn2買収で獲得したビデオコーデック「VP8」をベースとした、同じオープンソースプロジェクトとして開発される。現時点ではソースコードのほか、Linux x86_64で動作するコンパイル済のフォーマット変換コマンド(webpconv)が公開されている。

 GoogleがWebPを開発した理由としては、ウェブのトラフィックに占める画像データの比率低減が指摘されている。検索などのウェブサービスを収益の柱とするGoogleにとって、ウェブのスピードアップは収益増に大きく寄与する。たとえばGoogle Chromeの開発に力を入れるのは、クライアントの処理能力向上により1つの処理にかかる時間を短縮することで、検索回数の増加など「ウェブサービスの回転率」を上げるためだ。

 WebPを開発し、ブラウザベンダーや開発コミュニティに採用を呼びかけているのも、同じ理由からだろう。ウェブ上のバイト数の65%を占めるとGoogleが主張する画像データを、品質を大きく下げずに減らすことができれば、帯域に余裕が生じて混雑緩和につながる。混雑しなければ、そのぶん検索などGoogleのサービスを利用してもらう機会が増える……という理屈だ。

実際WebPでファイルサイズは削減できるのか?

  • コメント(1件)
#1 anonymous   2010-10-08 17:27:48
携帯やスマートフォンなど、回線や描画がPCより弱い端末に搭載されるとなお嬉しいですね。JPEGに変わる技術として期待したいです。
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