アドビ、アップルの批判に反論--「Flash」擁護キャンペーンを開始

文:Stephen Shankland(CNET News) 翻訳校正:編集部
2010-05-14 08:05:58
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UPDATE Adobe Systemsには、Steve Jobs氏のように著名な最高経営責任者(CEO)はいないかもしれないが、資金はある。そこで同社は米国時間5月13日、Adobeの「Flash」技術に対するAppleのCEOの批判に反論するための活動にその資金の一部を投入し始めた。

 同キャンペーンの一環として、選択を推進するウェブサイトが設けられ、そこには、Appleによる批判の一部に反論する「The truth about Flash」(Flashの真実)というページと、Jobs氏に対するAdobeの共同創設者であるChuck Geschke氏とJohn Warnock氏からの個人的な返信である書簡が掲載されている。Jobs氏やAppleの名前には言及していないが、それに宛てたものであることが明らかに見てとれる。

 「インターネットの素晴らしい点は、イノベーションに対して、ほとんど無限にオープンであることだ。新しいハードウェア。新しいソフトウェア。新しいアプリケーション。新しいアイデア。それらすべてに可能性がある」と共同創設者の両氏は書簡に記している。「つまるところ、本当の疑問は、誰がWorld Wide Webを支配するのか、という点にあるとわれわれは思う。そしてその答えは、誰も支配はせず、また誰もが支配するが、単独の企業が支配することだけはあり得ないということだと思う」(Geschke氏とWarnock氏)

 Adobeの公開返信は、Flashを激しく批判したJobs氏の書簡のように攻撃的ではなく、ずっと上品なものだった。Jobs氏は書簡の中で、Flashをプロプライエタリであり、消費電力が高く、マルチタッチインターフェースのサポートが遅れており、安全性と安定性が低く、総合的に時代遅れであると切り捨てた。

 Adobeのキャンペーンは、いくつかの新聞とオンラインニュースサイトにも掲載され、Appleへの反論を表した広告も登場させている。冒頭には、Appleに対する愛を宣言する大きなシンボルが表記されているが、それほど友好的ではない内容で締めくくられている。

  • Adobeのキャンペーンとして登場した広告(クリックすると拡大されます)。

    提供:Adobe Systems

 「私たちが愛するは、創造性。私たちが愛するは、イノベーション。私たちが愛するは、アプリケーション。私たちが愛するは、ウェブ。私たちが愛するは、Flash。私たちが愛するは、300万人のデベロッパー。私たちが愛するは、健全な競争。私たちが愛するは、タッチスクリーン。私たちが愛するは、『Open Screen Project』のパートナー。私たちが愛するは、HTML5。私たちが愛するは、1度きりのコード作成。私たちが愛するは、すべてのデバイス。私たちが愛するは、プラットフォーム」と広告には記されている。「愛せないのは、創造するものや方法、そして、ウェブ上での経験を選択する自由を奪う人」(Adobeのキャンペーン広告)

 Adobeは、技術的な観点からも反論している。AdobeのFlashプラットフォーム担当プリンシパル製品マネージャーを務めるMike Chambers氏は、Flashにおけるタッチおよびマルチタッチのサポートと、その処理電力要件を、他の映像、音声、および動画技術と比較したブログ投稿を記している。

  • コメント(3件)
#1 anonymous   2010-05-14 10:22:53
Flashはいらない。
だれでもエディタだけあればいかようにでもつくることができたHTML、webサイト。まずソフト操作の習得なしには作れないようなものはいらない。
#2 anonymous   2010-05-15 13:06:09
Mac歴17年です。
映画や音楽、ゲームなど、エンターテイメント、そしてネット広告においてはFlashは必要だと思います。

Flashがいらないと、テクノロジーの歴史を何も知らずに頭ごなしに言わないで欲しい。

モデム時代から、大容量の音楽や動画をいかに圧縮出来るかと戦ってきたFlash。
Flashがテクノロジーにどれだけの貢献をしてきたかご存知でしょうか。

ネット広告においても、どれだけの情報を1つのファイルに収納できるかご存知ですか?

多くの企業が、製品をアピールするのに、会社をアピールするのに、いったいどれだけの間、Flashにお世話になったのでしょうか。

adobeがFlash開発することになり、強みである、美しいフォントの表現が更に充実しました。
高い芸術性を維持しながら、テクノロジーの未来を創造し続けるFlashは絶対にオープンです。

Flashはクローズだというのなら、Safari PC版も今すぐにFlash非搭載にするべきです。

みなさん、現在どれだけのFLASHコンテンツが世の中にあるか、
よくリサーチしてみてください。

そして、それがどのような役割を果たして来たかよく見てみて下さい。

みんさんが普段当たり前のように目にする、耳にする、映画やゲーム、音楽のサイトにはFlash技術が必要不可欠な存在です。

iPhone、そして今回のiPadの新しいメディアによって、
この歴史に終止符が打とうとする独裁者的なAppleの考えは、確固たるMacユーザーとしても今回の件は見過ごしてはいけない、大きな問題だと思います。

AdobeはHtml5やH.264を積極的にサポートしています。
AdobeはWEB標準に逞しい姿勢を示しています。

私は、adobeを強く支持します。

I Love Adobe Flash. I Love Apple.
#3 nohaseg   2010-05-15 18:58:02
Flashを多用するサイトは重くて使い辛いものが多いと思うので、代わりになるものがあるなら不要なのでは。
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