Sambaの運用を楽にするためのティップス10選

文:Jack Wallen(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2010-04-28 07:00:00
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 Sambaを使うことにより、LinuxやWindows、Mac OSが混在するネットワーク内でのリソースの共有機能が強化されるようになるものの、その設定や管理は一筋縄ではいかないことに定評がある。そこで本記事では、Sambaにまつわる厄介事を減らすためのティップスを紹介する。

 Sambaは多くの中小企業にとって欠かせないものとなっている。Sambaはファイルサーバとして不動の地位を築いているうえ、そのソフトウェアは無償で提供されている。ただ、最大の障壁は、ほとんどの人がSambaの設定や管理を複雑なものと捉えているところにある。しかし、こういった障壁はLinux OSにまつわる数多くの伝説と同様、根拠のないものなのである。Sambaの設定や管理は必ずしも難しいものではない。実際のところ、徹底的に手をかけないということも可能なのだ。以下に、Sambaの運用を楽にするためのティップスを10個紹介する。

#1:デスクトップからフォルダ共有を設定する

 GNOMEとKDEという、現在主流となっている2つのデスクトップでは、Sambaによるフォルダ共有を容易にするためのツールが提供されている。このため、(kdenetwork-filesharingやnautilus-share、libpam-smbpassとともに)Sambaがインストールされているマシンであれば、フォルダを右クリックし、[Share Options]を選択(GNOMEの場合)するか、[Properties]−[Share]タブを選択(KDE 4の場合)するだけでよい。この方法で共有設定を行った場合、手作業でSambaの設定を行う必要がなくなるわけである。

#2:GADMIN-SAMBAといったGUIツールを使用する

 あなたがGNOMEもKDEも使用していない(おそらくは、より多くのオプションが用意された、よりセキュアなGUIツールを使用している)のであれば、GADMIN-SAMBAといったツールをインストールすることで、Sambaの設定や管理を楽に行えるようにすることができる。このツールは、GUIを搭載していないSambaサーバでは役に立たないものであるが、あの悪名高きsmb.confファイルを編集するよりも簡単な方法を探している人にとっては重宝するものとなるはずである。

#3:smbpasswdファイルへのユーザーの追加を忘れないようにする

 Sambaの設定において筆者が目にしてきた最も大きな過ちの1つに、smbpasswdファイルへのユーザーの追加を忘れるというものがある。ユーザの追加は次のようなsmbpasswdコマンドを用いることで簡単に行うことができる:「smbpasswd -L -a USERNAME」(USERNAMEには、追加したいユーザーの名称を指定する)と「smbpasswd -L -e USERNAME」(ここでもUSERNAMEには、追加したいユーザーの名称を指定する)。smbpasswdファイルへのユーザーの追加を忘れた場合、そのユーザーは実際の接続に際して苦労することになるだろう。

#4:modeオプションとmaskオプションを使用する

 Samba共有の接続先で、あなた(もしくはあなたのユーザー)がファイルやフォルダを作成したい、あるいは作成する必要のある場合、適切な権限で親フォルダが作成されていなければならない。これには「create mask = 0777」と「create mode = 0777」を追加し、(設定を確実にするために)「force create mode = 0777」を追加する。このように指定することにより、設定した親フォルダ内で作成されるすべてのディレクトリ/フォルダに読み取り/書き込み権限を持たせることができるようになる。注意:こういった設定は、これらのディレクトリ/ファイルの読み取り/書き込みをすべて許可することになるため、慎重に使用するようにしてほしい。

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