サーバのアップグレード--成功のためのプラクティス10選

文:Erik Eckel (Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2010-04-05 07:00:00
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#4:変更を行った後には、ログをしっかりチェックする

 サーバのアップグレードを終えた後、エラーの表示もなくOSが起動したからといって、何も問題がないと思い込んではいけない。ログファイルやエラーレポート、バックアップ作業、その他の重要なイベントについて、特に入念にチェックする必要がある。Windows付属のパフォーマンスレポート機能や、GFI SoftwareのHoundDogやQuest SoftwareのPacketTrapといったサードパーティーのモニタリングユーティリティを活用し、変更やアップグレードを終えた際には必ず、すべてが期待通りに動作していることを確認しておくべきである。

#5:OSの仕様を確認する

 サーバ上で稼働しているOSのことは、ついつい忘れてしまいがちとなるはずだ。特に、サーバルームに設置する機器の標準化が行われておらず、さまざまな筐体のサーバ上でさまざまなOSが稼働している場合には要注意となる。企業のIT部門にありがちな混沌とした状況の中では、経験豊富な管理者であっても、32ビットのWindows Server 2003マシンに8GバイトのRAMをインストールしてみて、実際に動作するかどうかを試してみるという行動に出たりする。そして、アップグレード後の確認(32ビットか64ビットかという簡単な確認も含めて)で初めて、OSが8GバイトのRAMをサポートしており、追加したRAM(あるいはその他のリソース)が使用可能であるということを知るわけである。

#6:サーバのハードウェアが、そのアップグレードに対応していることを確認する

 サーバのハードウェアには、さまざまなバリエーションがある。メーカーは頻繁にモデルチェンジを行ったり、製品の構成を変更する。追加のディスクコントローラやハードディスク、メモリ、その他のコンポーネントをインストールする際には必ず、メーカーが公開している技術仕様をオンラインで確認してから、そういったコンポーネントの発注を行うようにすべきである。とは言うものの、社内に設置されているサーバが希望通りにアップグレードできるかどうかは、サーバ本体のふたを開けてみるまで確実には分からないだろう。

#7:プラグアンドプレイが可能であると決めつけない

 新たなコンポーネントをインストールする際には、そのコンポーネントのプラグアンドプレイ機能が該当サーバのOSでも使用できると決めつけてはいけない(そのコンポーネントのメーカーが、互換性を保証している場合であってもである)。アップグレード用のコンポーネントを発注する前に、Googleを使い、他のIT技術者が同じOS上に同じコンポーネントをインストールした際に経験したことを検索してみるべきだろう。また、実際のアップグレードはサーバ上で行われるものであるため、OSベンダーのハードウェア互換性リストに該当コンポーネントが掲載されていることも確認しておくべきである。さらに、サーバメーカーのフォーラムにアクセスし、同じサーバに同じコンポーネントをインストールしたIT技術者が遭遇した事象をチェックしておくのも良いだろう。

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