ネットワークをダウンさせかねない間抜けな失敗10選--ITプロフェッショナル編

文:Deb Shinder(TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2008-11-10 08:00:00
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#8:必ずすべての人を満足させようとする

 ネットワーク管理の仕事は、全員から好かれなければ気が済まないという人には向いていない。ユーザーが気に入らないルールを決定したり、強制したりしなければならないことがしばしばあるからだ。例外を許す(「わかった、そんなに丁重に願い出てくれたのだから、ファイアウォール設定を変更してインスタントメッセージングを行えるようにしてあげるよ」など)という誘惑に負けてはいけない。

 ユーザーに対して彼らの仕事に必要なアクセス「のみ」を許可するようにするのがあなたの仕事なのである。

#9:いかなる時でも誰も満足させようとしない

 ネットワークのセキュリティや一貫性にかかわるような場合には、自らの立場を死守することが重要である。しかしそれと同時に、マネージャーやユーザーの言うことに耳を傾け、彼らが仕事を行ううえで必要としていることを把握し、あなたの職責(セキュアで信頼性の高いネットワークを維持すること)の範囲内でできる限り彼らのために便宜を図るということも重要である。

 ネットワークが存在しているというそもそもの理由を見失ってはいけない:これはファイルやデバイスをユーザ間で共有したり、電子メールの送受信を行ったり、インターネットにアクセスしたりするために存在しているのである。もしもあなたがこういった作業を必要以上に難しいものにした場合、ユーザーはあなたの採っているセキュリティ対策の抜け穴を探し、さらに深刻な脅威をもたらすおそれがあるのだ。

#10:自らを必要不可欠な存在にするために、自分の仕事内容を誰にも教えないようにする

 これはIT業界だけではなく、どの業界でも見かける一般的な過ちである。メールサーバの設定方法や、すべてのスイッチの場所を知っているのが自分だけなのであれば、自らの職は安泰だと考えてしまうのである。これは、ネットワークの設定や変更を文書化しない管理者が存在するもう1つの理由ともなっている。

 残念だが事実は、置き換えのきかない人材などいないということである。あなたが明日、トラックにはねられて出社不可能な状態になったとしても、会社の業務が完全に停止することはないのである。あなたが秘密にしていたことで後継者はずいぶん苦労することになるかもしれないが、最終的に何とかすることができるはずだ。

 また、仕事の手順を誰にも教えないようにすることで、自らを昇進しにくい立場に追い込むことになり、場合によっては休暇をとることさえ難しくなってしまうのである。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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