Google Gearsを用いてオフラインでWebアプリケーションを使う
私のノートPCの3G無線接続機能がおかしくなって1週間以上がたっている。しばらくの間使えたとか思うと、突然使えなくなってしまうのである。理由は判らない。そして、いつなおるのか、あるいはなおるのかどうかということさえ判らないのだ。
ただ判っていることは、移動中に仕事ができないということだけだ。AT&Tがサポートサービスと称している部署とあれこれやり取りを行ってはいるものの、現時点ではおんぼろの情報ハイウェイの路肩に止まっているしかない状態なのである。
私はGmailを始めとする複数のウェブサイトにアクセスする必要があるにもかかわらず、今のところはGoogle Readerの古いニュースフィードや、Google Docsのファイル、そしていくつかのWebアプリケーションで我慢するしかない。Google Gearsを用いてオフラインでアクセスできるサイトはこれらのみなのだ。Google Gearsというテクノロジにより、同テクノロジに対応しているウェブサイトの情報をハードディスクに保存することはできる。そしてそうすることで、インターネットに接続できない場合であっても、そのサービスを利用できるのである。しかしそれでも、世の中に置き去りにされていることに変わりはない。
現在のところ、Google DocsはGoogle Gearsに対応しているが、SpreadsheetsやPresentationsは対応していない。また、Google Readerのフィードをオフラインで読むことはできるが、Gmailの受信トレイやGoogleカレンダーを見ることはできない。Google Gearsをサポートしていると言われている他のサイトには、ブログシステム「WordPress」やオンラインワードプロセッサ「Zoho Writer」、タスク管理ツール「Remember The Milk」がある。
私はGoogle Gearsを、Google DocsとGoogle Readerの双方で使ってみた。Google Gearsのインストール後に初めてGoogle Docsにアクセスすると、そのウィンドウの右上に「Offline」というリンクが表示される。このリンクをクリックすると、Google Gearsの警告ダイアログボックスが表示される。そしてあなたのPCに情報を保存することを同サービスに対して許可した場合、同期が開始される。

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