Steve Jobs氏のようにプレゼンテーションをする方法

文:Carmine Gallo 翻訳校正:石橋啓一郎
2008-05-21 08:00:00
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 Steve Jobs氏のプレゼンテーションと他のプレゼンテーションを比べることは不可能だ。彼は、独自の境地にいる。Appleの最高経営責任者(CEO)である彼は、現在のビジネス界でもっともカリスマ性のある宣伝マンだ。彼のプレゼンテーションは、顧客や従業員、そしてコンピュータ業界全体をエバンジェリストに変えてしまう、視覚的な物語りの素晴らしい実演だ。AppleのウェブサイトにはJobs氏の基調講演の動画があり、優れた学習ツールとなる。

 2007年1月、Jobs氏はiPhoneを紹介するプレゼンテーションを行ったが、これはおそらく彼の最高のプレゼンテーションだ。この講演では、彼やその他の、人を奮い立たせることのできるリーダーが使う、聴衆を引き込むテクニックが示されている。読者もこのテクニックを次のプレゼンテーションで使うことができる。

ステップ1:自分の熱意に火を付ける

ゴール:自分の熱意によって、聴衆の感情を引きつける

 Steve Jobs氏は、クールで、面白く、使いやすいコンピュータや音楽プレーヤー、そして新しい電話機を設計することに情熱的だ。そして、堂々とそれを認めている。彼の言葉はその熱意を反映している。次の言葉は、iPhone発売時とそれ以前のプレゼンテーションからのものだ。

「われわれは今日、共にある歴史を作ることになる・・・」

「今日われわれは、革命的な製品を紹介する・・・」

「今朝は、驚くべきものをお見せする・・・・」

「これは恐ろしいコンピュータだ・・・」

「これは、とんでもなく楽しいものだ・・・」

「これは、われわれが動画についておこなってきた中で、もっともクールなことだ・・・」

「われわれはこれについて本当にわくわくしている。これは信じられないものだ・・・・」

 Jobs氏の講演を聞くのは刺激的であり、多くの話し手は彼を自分のプレゼンテーションのロールモデルだと考えている。しかし実際には、ほとんどの話し手は特定の製品や、機能や、サービスについて興奮を顕わにすることはない。彼らは自分の話に情熱を持っていたとしても、他人の前でメッセージを伝えることを求められると、プレゼンテーションモードになる。つまり、真剣で、むっつりして、堅苦しくなるのだ。

 もしあなたが何かを「素晴らしい」と思うのなら、それを表現してしまえばいい。聴衆として、われわれは話し手が興奮し、情熱的になり、楽しむことを許している。結局のところ、もし話し手がその話題について情熱的でなければ、どうして聴衆が情熱的になれるというのだろうか。

  • コメント(1件)
#1 いが   2008-05-22 20:44:58
「Steve Jobs氏のようにプレゼンテーションを」ということで、ここで読んだことをどう日常に取り込んだらいいのかと考えて、「うーん、無理」と小生はあきらめてしまったのですが、素敵な想定事例を考えられている方がいらっしゃいました。

・スティーブ・ジョブズ風プレゼンは使いどころが肝心
http://blog.livedoor.jp/lalha/archives/50221270.html

すごくおもしろいです。
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