Google検索で映画のヒントを得たローランド・エメリッヒ監督

builder編集部
2008-04-30 18:04:01
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 4月26日から全国で公開中の映画「紀元前1万年」。監督は「インデペンデンス・デイ」「スターゲイト」などを手がけたローランド・エメリッヒだ。

 マイコミジャーナルに掲載されたエメリッヒ監督のインタビューによると、「紀元前1万年」が企画段階で行き詰まった際に、Googleで「"紀元前1万年(10,000 B.C.)"」と検索したところ、「スフィンクスの謎やピラミッドは紀元前1万2千年前に作られたのではないか、という興味深い説がたくさん出てきた」ことから、ストーリーの大枠が固まったという。

 ……インターネットに書いてあることは全て「正しい」わけではない。しかし「アイディア」の素になったりすることは往々にしてある。これを結論としたい。

 トンデモつながりで言えば「インデペンデンス・デイ」だ。この作品を高く評価する方はほとんどいないだろう。米国礼賛映画という評価が定着してしまっているからだ。

 しかしこの作品は、絶対視点を守りきった非常に完成度の高い映画だ。

 ドイツ人映画監督が米国の危機(とごう慢)を絶対視点で描いた作品と考えれば、ポール・バーホーベン監督作品「スターシップ・トゥルーパーズ」と重ねてみることも……すみません、やっぱりできないと思います。同時刻に世界各地で日が差している描写もありましたよね。

 「インデペンデンス・デイ」を高く評価する(貴重な)評論家の1人に、岡田斗司夫氏がいる。クライマックス直前、大統領が押入からヘルメットを取り出して出撃するという「誤読」(※)をした彼は、しかし、ホメ殺しではなく真正面から評価していた。

※ 「大統領のヘルメット」として著名

 私たちは「インデペンデンス・デイ」をどう受容したら良いのだろうか。途方に暮れているヒマはないので、「Accent Lesson: Independence day in Japanese accent]」を見て、まずは英語の勉強から始めるのはどうだろうか。

――本作の企画を思いついたのは、15年前にマンモスのドキュメンタリーを見ていたときだとか

「マンモスハンターが主人公で、侵略した部外者に恋人をさらわれるという基本的なストーリーはすぐに出来上がったんだけど、主人公が最終的にどこへたどり着くのかという部分がどうしても出来ずに行き詰まっていたんだ。ある時、ふと思いついてGoogleで”紀元前1万年(10,000 B.C.)”という言葉を検索してみた。すると、スフィンクスの謎やピラミッドは紀元前1万2千年前に作られたのではないか、という興味深い説がたくさん出てきた。これは面白いと思って、石器時代のマンモスハンターが文明人に出会うというストーリーにしたんだ」
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