Web 2.0はビジネスにとって「必須の存在」だ--オラクル幹部が語る

文:Sol E Solomon(silicon.com) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2008-04-16 08:00:00
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

次世代戦略なくしては生き残れない

 ビジネス世界における競争がますます厳しくなるなか、あるオラクル幹部は、自社のメッセージを顧客や従業員に伝えようとする企業にとってWeb 2.0は必須の存在であると語っている。

 ソーシャルネットワーキングサイトやブログといった第2世代のウェブアプリケーションを含むWeb 2.0ツールは、ユーザー間における情報の共有やコラボレーションを容易にすることを目的としている。

 Oracleでアジア太平洋地域のエンタープライズコンテンツマネジメントを担当するジェネラルマネージャーBill Kearney氏は、Web 2.0の持つビジネス分野への訴求力についてのコメントで、「(Web 2.0は)楽しく、娯楽性に富んでいる。それは、何かを試してみたり、特定の聴衆に訴えかけようとする広告企業にとって素晴らしい存在だ」と述べている。

 Kearney氏はインタビューのなかで、Web 2.0やウェブコンテンツ管理は協調的なコミュニケーションを促進させるものであると述べるとともに、「この業界は、ユーザーコミュニティを活性化させるため、そしてテクノロジに詳しくない人々が気軽にアクセスし、協力し合って作業を行うことのできる場を創出する手段として、Web 2.0の導入に目を向けている」と述べている。

 「何にせよ、世の中の競争はより激化してきているため、多くの企業にとって(Web 2.0は)ほぼ必須の存在となっているのである」(Kearney氏)

 またKearney氏は、自社サイトで顧客向けの販売を行っている企業もWeb 2.0を導入することでメリットが得られるとも付け加えた。

 「ベンダーは自社サイトへの集客力を高めるために、オンラインユーザーがチャットできるフォーラムや、商品に関するブログを用意したり、ウェブ上で特定の話題について議論できる場を提供したりすることができるはずだ。これによって新たな売上を生み出すことも可能になるだろう」(Kearney氏)

 Kearney氏はまた、企業はウェブコンテンツ管理システムを導入することで、ウェブコンテンツを公開するために必要となるプロセスやタスクを簡素化できるだろうと付け加えた。同氏によると、鍵となるのは、ユーザーがシステムへの情報入力を簡単に行えるようなメカニズムを導入することだという。

 「サイト上で何かを(追加したり変更したり)する(必要が発生する)たびにウェブ管理者に連絡しなければいけないとなると、それは(ユーザーにとっての)障壁となるのだ」(Kearney氏)

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ