ベリサイン、OpenIDを大いに語る--builder tech day

冨田秀継(編集部)
2008-03-06 16:12:02
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OpenIDでビジネスを活性化

石川和也氏 石川和也氏

 「サービスプロバイダを自分たちでやろうとすると、IDとパスワードにあたるソリューションを自前で用意しなければならない」。石川氏は現状をこう説明してみせる。しかしOpenIDは、IDプロバイダとサービスプロバイダが別々に存在するモデル。これにより、Webサービスの素早い立ち上げと展開が可能になる。

 OPの運営では、利用者とOPの間の認証方式はOPが自由に選択できるため、「高いセキュリティを提供するのも戦略だし、使いやすいように提供するのも戦略。どうするかはOPの自由で、どのOPを選択するかもRelying Partyの自由だ」と石川氏。ここでも「ユーザーの判断」が求められることになるだろう。

 また、石川氏はECサイトを例に挙げ、具体的な利用例を紹介している。

 「ECサイトでユーザー登録を勧めると、20〜30%が脱落する」という。商品に興味を持ち実際にWebサイトを訪れた、いわば見込み客をロスしていることになる。既に保有するIDさえあれば購入できたかも知れないということで、「OpenIDは簡単に構築することもできるが、ユーザーの離脱も防ぐことができる」というのだ。

ベリサインのOpenID発行サービス

 VeriSignではOpenID Provider(β版)として、Personal Identity Providerを提供している。無償のOpenID発行サイトで、後で述べるVIPによる認証強化にも対応しているという。

Personal Identity Providerのアカウント管理画面 Personal Identity Providerのアカウント管理画面

 VIPはベリサイン アイデンティティプロテクション(VeriSign Identity Protection)の略。PIPが1要素認証であるのに対し、VIPは2要素認証サービスを提供している。IDとパスワードに加え、ワンタイムパスワードや電子証明書を利用することで、認証を強固にするサービスとなる。

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