CIOやITマネージャーを悩ませた2007年10大項目

文:Jason Hiner(TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2008-01-21 08:00:00
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第7位:電力とエネルギーに関する懸念

 ITの世界では、経済と環境という2つの理由からエネルギー消費を抑制しようという気運が台頭してきている。カリフォルニア州や、世界におけるいくつもの大都市では、エネルギーに関する需要と供給の問題が存在しており、それは多くのIT幹部にとって頭痛の種となっている。残念なことに、製品やソリューションはまだ、「グリーンなIT」を実現しようという気運に追いついていない状態なのである。


第6位:ITとビジネス上の目標を合致させる

 優れたIT部門というものは、その企業のビジネスに役立つよう、より進歩した新たなテクノロジを常に探している。しかし、企業がIT部門に知らせることなくその目標や目的を変更することはよくある。そういったことが起こると、効率を低下させたり、リソースを無駄遣いしてしまう原因となる食い違いが発生することにもなりかねない。では、そのような状況に至らないようにするにはどうすればよいのだろうか?まず、コミュニケーションを密にすることだ。内部のコミュニケーションはこれ以上はないというくらいに行うべきなのである。次にすべきことについては、このランキングの第3位を読んでほしい。


第5位:法令を遵守する

 HIPAA(医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律)から、Sarbanes-Oxley Act(米国企業改革法、通称SOX法)、FERPA(家庭教育の権利とプライバシーに関する法律)、そしてPCI DSS(クレジットカード業界のデータセキュリティ基準)に至るまで、法令遵守にまつわる問題は多くのIT部門を取り巻いており、そういった問題に対応するための要員やリソースにかかる費用は予算の大きな割合を占めている。多くのIT部門が、法令遵守に関連した作業をいかに通常業務と統合するかや、そういった作業のための追加予算をいかに獲得するかに悩まされている。


第4位:情報セキュリティに対するリスクアセスメントがない

 セキュリティというものを、適切なハードウェアとソフトウェアがあれば解決できるテクノロジの問題だと捉えている企業があまりにも多すぎる。そして、実際に重要なもの、すなわち企業データに軸足を置いたセキュリティ対策をとっている企業はあまりにも少ない。こういった数少ない企業のなかには、喪失時の損害が最も大きいデータに目を向け、そのデータが被害を受ける可能性とそのデータの安全確保にかかる費用に着目してリスクアセスメントを行うことがとるべき道だと認識し始めているところも多い。この件についての詳細は、TechRepublicのウェブキャスト「Securing Networks Without Borders」(英語)を見てほしい。

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