CIOやITマネージャーを悩ませた2007年10大項目

文:Jason Hiner(TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2008-01-21 08:00:00
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 ITという仕事の主な目的は問題を解決し、ビジネスを継続させることにある。そして、IT部門におけるあなたの地位が高いほど、解決しなければならない問題は大きいはずだ。本記事では、最高情報責任者(CIO)やITマネージャーが2007年に直面した大きな問題を10個挙げている。

第10位:Windows Vistaの導入を先延ばしにする

 IT部門というものは、新しいOSの採用に対して、企業へのメリットが明確な場合でさえ二の足を踏むのが常である。Windows Vistaについて言えば、そのメリットはあまり明確ではない。以前の記事「Sanity check: The truth about Windows Vista adoption in 2007」(サニティチェック:2007年におけるWindows Vista導入についての真実)で述べたように、企業によってはMicrosoftとの一般的なライセンス契約の一環としてVistaを購入しているところもある。しかし、そういった企業のなかで実際にVistaを配備しているところは非常に少ない。Microsoftが創造的なマーケティングを行ったにもかかわらず、企業はまだ、わざわざアップグレードを行うだけの価値がVistaにあるかどうかを決めかねているのだ。


第9位:IT部門を一局集中型にするべきか、それとも分散型にするべきか

 多くの企業が、IT部門を1部門として組織化するべきか、それとも複数の部門に分散させて組織化するべきかで悩んでいる。1部門としてまとめることでリソースを集中管理し、各要員の仕事を専門化することができる。一方、複数の部門に分散させることで、IT部門と各業務部門との関係をより密にすることができる。企業によっては、一局集中型を基本にした後、次には分散型を基本にし、また次には一局集中型を基本にし、といった具合に両者の間で揺れ動く場合もある。2007年においては、分散型の方がより人気を集めていたが、企業内部では討論が重ねられ、企業によっては両者のハイブリッド型を選択するところもあった。


第8位:必要なストレージが増加し続ける

 直接デジタル化されるデータの割合が増えるとともに、サイズの大きなマルチメディアデータがデータとして使用される頻度が増えたことで、多くの企業において必要なストレージが爆発的に増加している。そういった企業の多くはスケーラビリティを念頭に置いてデータシステムを設計しているが、それでも予想していたよりもずっと早くにストレージが懸案事項となっているケースが多い。そして、ストレージの逼迫は今後しばらく治まりそうにない。より多くのリソースを振り向けて問題に立ち向かうだけではなく、大半のネットワークに存在する重複したデータすべてを効率良く扱えるような、より優れたストレージ最適化のためのソリューションがぜひとも必要なのである。

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