UltraMonkey-L7の負荷分散モジュールl7vsd:ブロッキングモード機能を実装

荒浪一城
2007-12-17 15:41:01
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 UltraMonkey-L7プロジェクトは12月17日、UltraMonkey-L7の負荷分散モジュール「l7vsd」の新バージョン「l7vsd 1.0.0-1」をリリースした。ライセンスは、GPL(GNU General Public License)、LGPL(GNU Lesser General Public License)のデュアルライセンス。

 UltraMonkey-L7は、OSI7階層モデルの第4層(Layer4)までの情報に基づいた負荷分散ソリューション「UltraMonkey」を応用し、第7層(Layer7)までの情報に基づいた負荷分散機能を実現するためのプロジェクト。

 l7vsdは、そのUltraMonkey-L7の負荷分散モジュール。新バージョンとなるl7vsd 1.0.0-1では、新しくブロッキングモードの切り替え機能を実装。起動オプションに「-b」(もしくは「--blocking」)を指定すると、ブロッキングモードで起動する。

 ノンブロッキングモードとブロッキングモードの違いは、パフォーマンスにある。ノンブロッキングモード(引数なし)は、CPUを常に使用するパフォーマンス優先モード。もう一方のブロッキングモードは、パフォーマンスこそ若干(2割程度)落ちるものの、CPUを有効に使用できるモードとなっている。

 HTTP通信で1000Base-Tインターフェイスを使用した場合、ノンブロッキングモードでは800Mbps程度のスループットを実現するという。ただし、特定の論理CPUひとつの使用率が常に100%になる。そのため、ロードバランサー専用マシンとして独立させ、UltraMonkey-L7のみを動作させる場合は、ノンブロッキングモードが推奨されている。

 また、HTTPサーバと同居させ、監視マネージャでリソース監視を行っている場合などは、ブロッキングモードを推奨が推奨されている。

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