バッチアプリケーション開発ツール「101will」のフリー版を活用する

兒玉敏幸(101)
2008-10-15 20:46:01
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1. 101willとは

 ワン・オー・ワンのバッチアプリケーション開発ツール「101will」にはフリー版があります。これを使って簡単なバッチアプリケーションを作成してみましょう。101willの利用にはMicrosoft Excelが必要です。

 101willフリー版はワン・オー・ワンのウェブサイトから無料でダウンロードできます。有償版との違いは提供されるコンポーネントの種類だけです。

1-1. テスト環境の用意

 本連載の第1回目で説明したOracle XEがインストールされた前提で説明します。

 コマンドプロンプトからSQL*Plusを起動し、システムユーザーでログインしてください。

C:\> sqlplus system/[password]

 [password]はインストール時に設定したパスワードに置き換えてください。

 次にSQL*Plus上で下記のようにスクリプトを実行します。

SQL> @?/rdbms/admin/scott.sql

 SQL*Plusで「@」はスクリプトを実行するためのコマンドです。「@ファイル名」と指定します。

 「@?」と指定することでORACLE_HOMEが指定されたことになります。ですので、上記の指定はデフォルトインストールした状態であれば「C:\oraclexe\app\oracle\product\10.2.0\server\RDBMS\ADMIN\scott.sql」ファイルを実行します。

 正常に実行されるとSCOTTユーザーが作成され、EMPテーブル等が作成されます。

SQL> connect scott/tiger
接続されました。
SQL> select tname from tab;

TNAME
------------------------------------------------------------
DEPT
EMP
BONUS
SALGRADE

 このデータを使います。

2-1. データの移行

 現行のシステムを新システムに移行するには、データの移行も必要になります。その際はデータのクレンジングをしながら対象データを新システムのデータ構造に合わせて加工します。このようなケースでもデータベースをエンジンとして利用することで、比較的簡単にデータ移行を実現できます。

 101willのようなしくみがあれば、プログラマーではなく、システムをしっかり理解しているユーザー自身がデータのクレンジングから加工までを実装することも可能です。

 ここでは最もシンプルに、あるスキーマを新しい環境にそのまま移行するケースを想定し説明します。

2-1. データ構造の取得−データベース情報の追加

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