Oracle Database 11g Release 2で注目すべき10+1の新機能:askTom Live

杉山貴章(オングス)
2010-02-10 17:54:03
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8. Flash Cache

 SSD(Solid State Disk)を拡張バッファキャッシュとして利用できるようになった。SGAメモリが一杯になった場合、通常はオーバーしたデータを磁気ディスクにスワップするが、このスワップ先としてSSDを指定をすることによって高速なアクセスが実現できる。

9. Parallel Improved

 並列処理について、3つの大きな改善が行われた。1つ目は新しいアルゴリズムによってテーブルに対して適切な並列度を自動的に決定できるようになったこと。このアルゴリズムでは並列度はクエリごとの予測実行時間によって決められるという。

 2つ目は、キューを利用することで並列に行われる処理同士でリソースを適切に分け合うことができるようになったこと。3つ目はテーブルをメモリにロードする際に、複数のメモリに分割して格納できるようになったことである。

10+ Edition-based Redefinition

 システムを止めることなくアプリケーションをアップデートすることができるようになった。Oracle Database 11g R2ではひとつのデータベース中に複数のバージョンのストアドプロシージャを共存させることができ、これによって古いバージョンから新しいバージョンへの移行をエンドユーザーに意識させることなく行えるようになったという。

 Kyte氏によれば、この10番目については非常に大きなフィーチャーであり、セッションで紹介した内容は提供される機能のほんのごく一部に過ぎないという。セッションタイトルを「11 things」に変更した理由も、この機能が他の機能の2個分以上に相当するから、とのことだ。

 本カンファレンスではTwitterの公式タグとして「#askTomJP」というハッシュタグが用意された。同タグによって参加者がTwitterに投稿したつぶやきを、リアルタイムなレポートとして閲覧することもできる。

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