開発者のためのワーストプラクティス:Ask TomがLiveイベントとして上陸

杉山貴章(オングス)
2010-02-10 15:51:02
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 日本オラクルは2月9日、技術者向けカンファレンス「データベース・アーキテクト・サミット - askTom Live」を開催した。

 た本カンファレンスでは、「Ask Tom」で世界中のオラクル技術者からの質問に答え、データベース技術の活用を世に広めてきた立役者、米Oracle サーバー・テクノロジー部門 シニア・テクニカル・アーキテクト兼エバンジェリストのTom Kyte氏が、技術者としてのあり方や、Oracle Database 11g R2の注目技術などについて語った。

 本稿ではそのセッションのひとつ「What are we still doing wrong?」についてレポートする。なお、本カンファレンスではTwitterの公式タグとして「#askTomJP」というハッシュタグを用意。参加者からTwitterに投稿されたつぶやきやで、リアルタイムなレポートを見ることもできる。

世界中のオラクル開発者が相談を持ちかけるTom Kyte氏 世界中のオラクル開発者が相談を持ちかけるTom Kyte氏

トムがまとめるワーストプラクティス

 Kyte氏はエバンジェリストとして活動する中で様々な「ベストプラクティス」と「ワーストプラクティス」を啓発してきた。同セッションでは、技術者が未だに正しいと信じ続けている「誤った」知識や、現場でよく見られる間違いについて、具体的な事例を交えながら紹介された。ここではその概要を紹介する。

複雑さを過小評価する

 アプリケーションに変更を加える必要があるときに、それがどれだけ多くの修正を必要とするかを正しく見積もることができない。UIに対するごく小さな変更であったとしても、実際に設計する際には非常に多くのことを考えなければいけない。要件を書く前に具体的に考え、じっくりとフューチャーを練る必要がある。

効果的な質問の仕方を知らない

 質問をするときにはできるだけ具体的な状況を明確に説明しなければ、有効な回答を得ることはできない。そのためには質問する前に問題をできるだけ細かく分解し、再現して問題の発生している個所を特定することが重要。

余分なコードを書きすぎる

 コードが増えるということはバグが増えるということでもある。もっと良いやり方が無いかよく考えて、余分なコードを書かないようにするべき。実際の目的を達成するために何が必要なのかを考えなければならない。具体的なクエリーを考えることと、ゴールへの道筋を考えること、この2つのアプローチを同時に行うこと。

すべて問題なく事が進むと思い込んでいる

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