やました たつを(フリーライター)

A10、AXシリーズ最新モデル2機種を発表--2012年に国内シェアトップを目指す

2012-02-16 08:30:00

 A10ネットワークス(A10)は2月15日、アプリケーション・デリバリ・プラットフォームで同社のフラグシップ製品である「AXシリーズ」の最新モデル「AX 3200-12」および「AX 3400」の提供を開始した。価格は、AX 3200-12が869万9000円(税抜)より、AX 3400が1499万9000円(税抜)より。同日より販売が開始されている。


 最新モデルは、1Uの筐体に4ポートの10Gbファイバーポート(SFP+)、4ポートの1Gbファイバーポート(SFP)、20ポートの1Gbカッパーポートを搭載。A10が独自に開発したACOS(Advanced Core Operating System)と最新のFTA(Flexible Traffic ASIC)テクノロジにより、L4CPS(L4 Connections Per Second)とセキュリティ機能が大幅に強化されている。


 たとえばAX 3200-12では、110万L4CPS、18Gbpsのスループットを発揮。最大消費電力量は313ワットで、1ワットあたりのパフォーマンスは3514PPWを実現している。またAX 3400は、200万L4CPS、38Gbpsのスループットを発揮。最大消費電力は338ワットで、1ワットあたりのパフォーマンスは5917PPWを実現している。


 FTAテクノロジは、DDoS攻撃に対する防御を専用のハードウェアで処理する仕組み。CPUコアに負荷をかけないことから、アプリケーション配信とセキュリティの性能向上を両立できる。最新のFTAテクノロジにより、従来製品であるAX 3030に比べて、L4CPSで2~4倍程度、DDoS攻撃の防御で7~14倍程度のパフォーマンス向上を実現する。


 またグリーン性能は、AX 3030に比べて15%~48%程度向上している。



Faster、Better、GreenerをコンセプトとするAXシリーズ


2012年、日本市場でナンバーワンに


 A10の代表取締役兼CEO、小枝逸人氏は、「A10は2009年~2011年に、ワールドワイドで5倍、日本は6倍の高い成長率を達成し、18四半期連続で成長している。これは顧客のビジネスを理解し、しっかりとしたサポートを提供した結果。富士キメラ総研およびITRの調査では、F5との差は数パーセントであり、2012年はナンバーワンを目指す」と話す。


 そのための戦略が「プロジェクトAPEX」である。プロジェクトAPEXでは、ソリューションとして、仮想化、IPv6、アプリケーション・デリバリ・コントロールに経営資源を集中し、常に最高のコストパフォーマンスと品質、環境に優しいグリーンな製品を提供。顧客の期待を超えるサービスとサポートの提供を推進する。



A10ネットワークス 代表取締役兼CEO、小枝逸人氏


 小枝氏は、「日本での取り組みとして、数カ月以内に日本でコールセンターを立ち上げる計画。これにより、エンジニアが日本語で迅速なサポートを提供できる。また世界各国のコールセンターとの連携で、24時間サポートを実現できる。APEXという言葉が示すとおり、製品、サービス、シェア、すべてで頂点を目指す」と言う。


 また、米国A10 Networksの創業者兼CEOであるLee Chen氏は、「A10は7年半前に、たった1人で立ち上げた会社。いまや16カ国360名の会社に成長した。その要因は、我々がテクノロジーリーダーであり、卓越した顧客サービスを提供できるためだ。顧客サービスへのこだわりは、日本の友人から学んだこと。だから日本は特別な市場だ」と話している。


 
A10 Networks 創業者兼CEO、Lee Chen氏

※このエントリは ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet Japan編集部の見解・意向を示すものではありません。
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