ベイダー卿

Windows7でお祭りだ!

2009-10-01 13:00:22

 
コーホー、コーホー、こんにちは、最近、少し涼しくなってきたので厚手のマントに取り替えた、ベイダー卿です。

 

ついに10月ですよ。

ということで、にわかに活気付いてきた感がある、Windows7。

もう、今月、一般発売なんですね。

ほんの少し前まで、Vistaの話が盛況だったのに、時代の流れは早いもの。

ヨーダ 「もうVistaの時代は終わりじゃ! 次は、セブン、セブン、セブンだ! ウォー!」

とか、そういう雄たけびが、そこかしこから聞こえる楽しげな季節。

そんな暑苦しい魂の吐露をBGMに、XPを使うのが、現在最もナウいパソコンライフ、賢い使い方なんだよなぁ、なんて賢者気取りで思ってるのが、きっとそこのあなたですよね?

もう、言わなくても、わかってますって。

でも、この転換期が足音高く近づいてくる時期ってなんだかワクワクしませんか?

やっぱり、新しいライトセーバーを作ったときのルークの感動っていうんですか?

リ・ガズィからνガンダムに乗り換えたときのアムロの感激っていうんですか?

サイヤ人からスーパーサイヤ人になったときの、ゴクウの快感っていうんですか?

僕にもそういう熱いものがこみ上げてくる昨今なわけですよ。

まあ、1ヶ月くらい前に、こんなエントリー書いて、新作OS出すのは2,3年待てとか言ってましたけどね。

もう改心した。

乗り換えた。

あのことは忘れた。

ってわけでもないんですけどね。

でも、それはそれ。

あんなエントリーが書かれようとも、そんなことにはお構いなく、売り出されるものは売り出されるわけで、

そうなるとやっぱり、僕は、新しいおもちゃに心ときめく純真無垢な子供のように、どうしてもワクワク感が出てきてしまうわけですよ。

「新しいものは良いものです!」なんて、抜けるような秋空に向かって声高に、マイクロソフトが悦んじゃいそうなことを叫びそうな僕なのですよ。

「で、お前、今のOSはなに使ってんの?」

なんて聞かれますとね。

小さい声で「XP」なんて答えちゃうところが、また、粋な江戸っ子の生き方ですよね。

まあ、江戸っ子じゃないけど。

でね。

新しいOSが出ると、こんなにワクワクするのに、どうして自分ではXPを使ってるのか?というと、僕の答えは簡単で、お金が無いから。

ついね、ペプシのボトルキャップをコンプリートとか、その他諸々のスターウォーズグッズ、買っちゃうんですよね。

もう、お金がいくらあっても足りないから困りもの。

そんな僕に、OSを買わせようというのが間違ってる。

しかも、OSを買うお金もそうですけど、いつも使ってるソフトが対応してなかったりすると、それも買い換える必要もあったりして、

お金かけてバージョンアップするのはちょっとなぁ、という逼迫したお財布事情なわけです。

Windows7だと、結構互換性あるのも多いみたいで、ちょっと嬉しいんですけどね。

でも、やっぱり、OS本体を買うにはお金が必要。

なので、きっと今回のセブンもβ版を使い倒してワクワク感だけを楽しんで、後は会社に導入されるであろう7でお仕事して終わりになりそうな予感…。

前夜祭で燃え尽きるタイプ。

まあ、そんな貧乏ジェダイな僕の話は置いておきましてね。

 

一般に言われる、新しいOSに買い換えない理由としては、僕のような、下位互換と移行コストの問題もあると思いますし、

新しいものを覚えなおすなんて作業が増えたり、せっかく構築した作業しやすい環境をまた一から作り直すのが面倒だったり、

移行が必要なほど今のOSで困ってるのか?という、そもそもな疑問があったりとか、皆さんに諸事情あるわけです。

それはそれでいい。その通りだから。

でもね、僕がこの時期からOS発売直後くらいまでの間に、毎回、とても残念に思うことがあるんですよ。

せっかくのワクワク感、恋のような心のトキメキ、そんな高揚した気持ちをゴッソリそぎ落とされる出来事が…。

それは、新しいOSを評したコラムの数々を読んだとき。

特にね。

上記のような、もう確実にわかりきってる移行の障害が書いてある多数の評論。

それを持って「新しいOSはいらない」と叫ぶ声。

すいません、僕、弱小ジェダイなので、マスタークラスの皆さんは、黙って見過ごしといてくださいね。お願いしますね。

でね。

その、新しいOSはいらないとか、その欠点を羅列した評論とかってね。

毎回見かけるしさ。

OS名とか、技術の名前が変わるだけで、いつも言ってること、大体同じだしさ。

Windowsじゃなく、Macとか、その他のOSや、有名どころのアプリが出たときにも、やっぱりやってるしさ。

もうそろそろ、そういうのやめようよ、って思っちゃうんですよね。

まあ、数週間前に自分でやったことですけどね…。

もうね。

新OSの発売は、お祭りで良いんじゃないですか?と。ちょっと心を入れ替えたんですよ。

秋葉のどっかのお店で、真夜中に並んで、カウントダウンまでして買っちゃって、路上でインストールするくらいの能天気な姿勢で、みんなOKじゃないんですか?

なんて思うんですよ。

でも、世の中はそんなに甘くない。

やっぱり、ちゃんと評価して、新しいOSのここが良くて、ここがダメで、ここが改善されないといけない、ここが必要なくて、こういう人には向いてるけど、こういう人には向かなくて、…とか、そういう難しいお話が必ずいっぱい出てくる。

と言うか、すでに出ている。

それを見るとね。

もう、アミダラの髪の毛のごとく膨らんだ僕のワクワクドキドキ感は、すっかりしぼんでしまうのです。

もちろんね。

そういう情報が必要なのはわかりますよ。

OSだって高い買い物ですからね。

買うとなると、それなりに調べないといけないし、そのための論評記事とか、色々な技術系サイトやブログでの情報交換、書籍での紹介などの重要性は僕もわからないわけじゃない。

もちろん不必要だとは言わないし、たくさん書いてくれと思う。

でもね。

せめて発売日から1週間くらいまでは、みんな素直に喜べばいいんじゃないか?というのが、今回の僕の提案なんですよ。

そのくらいの間、お祭りとして楽しむくらいの太っ腹な余裕をソフトウェア業界も見せてみろと。

そういうことが出来ないから、学生のなりたくない職業ランキングに、プログラマーだのSEだのが、上位に上がってきちゃったりするんじゃないのか?とね。

例えば、自動車業界を見てみてくださいよ。

こんなに冷え込んでも、新車が出れば発表会には芸能人が来て華々しく紹介される。

iQなんて良くわからないコンセプトの車でさえ、去年、カーオブザイヤーをとっちゃった。受賞時点で、発売されても居なかったのに…。

普通に考えたら、もう無茶苦茶ですよ。

でも、あの業界の皆さんは、それをおおらかに認めてる。というか、発売前でもいいという規定になってる?らしい。

盛り上がるのならそれもありだと思ってるわけですね。

飲めや歌えや大騒ぎな、日本人の祭りの心を忘れないんですよ。

面白そうなものを持ち上げることで、全体を賑わっているように見せている。

業界が業界自体を盛り上げる方法をちゃんと知っている。

カーニバルを演出して、それを露出につなげ、最後は消費者のマインドにいつのまにやら切り込んでる。

しっかり、ライトセーバー突き立てちゃってる。

「ああ、俺も車欲しいなぁ」

とか、一瞬だけでも思っちゃうような気にさせてる。

そのためのプロデュースが非常にうまいわけです。

是が非でも盛り上げてやるという、気概が感じられるんですよ。

彼らはもう、北島三郎をも超えたお祭りプロデューサーなのですよ。

なのに。

ソフトウェア業界ときたら、何やってるんですか?

自分達で、自分達の業界の根幹を成すソフトを発売前からけなしてたりする。

そういう全体の姿勢が寂しくて寂しくて、もう僕は涙が止まらないのですよ。

だから、そんな雰囲気を払拭するためにも、今回こそは、ネガティブな情報は後回しにして、発売日から1週間は、思いっきり弾けてみるのが良いんじゃないかと思うんです。

 
まあ、仕事用パソコンは別ですけど、僕のプライベートパソコンはVistaにすら移行してないですけどね。

だから、Vistaのお祭りなんて参加して無かったわけですけどね。

ちょっと前にネガティブなエントリーも書いちゃってますけどね。

要するに、僕の話には、説得力のかけらも無いですけどね。

今回だって、セブンを買うお金は一銭たりとも持ち合わせて無いですし、見事に準備を怠ってるわけです。

でも、盛り上がって欲しいじゃないですか?

この際、思いっきり羽目を外してみるのも手だと思うんです。

なぜ、この業界はそれをやらないんですか?

車と同じで、どうせ、OSなんて、新しくなったって、たかが知れてるんですよ。

ちょこっと見栄えとかが変わるだけで、できる事柄なんてたいして変わったりしないのです。

そんなの誰だって知ってる。

だったら、機能や性能を論じるのではなく、騒ぐためのネタに使うべきなんじゃないのか?

Windows7っていうのは、マイクロソフトが会社の総力を結集して投下した巨大な祭りのための燃料だと思っちゃだめですか?

キャンドルサービスの蝋燭、キャンプファイヤーの薪、花火の火薬なわけですよ。

それを使ってなぜ遊べない?

その燃料に火をつけて周りでマイムマイムを死ぬまで踊るくらいのことがなぜ出来ない?

どうして、我を忘れて踊り狂えないんだ?僕らの業界って…。

ホント、それが不思議。と言うか寂しい。

そういうのって、同じソフト業界でも、Macのほうは、まだちょっと上手じゃないですか?

ほら、先日はSnow Leopardなんてカッコよく出しちゃってるじゃないですか?

ネーミングからして、センスが光りますよ。

なんか、スマートにカッコよく、「あ、俺、いつの間にか移行してたよ」

みたいな錯覚をユーザーに植え付けちゃうくらいの自然な感じ、ありますからね。

最高だとは言わないですけど、Macのブランドイメージからすると、うまくやってるほうだと思いますよ。

それを考えると、Windowsの新OSの発売時期って、いつもギクシャクした感じが際立ってる。

なんか、手放しで発売を喜んでない雰囲気に包まれてる。

僕が唯一認める、Windows発売時のお祭り騒ぎって、95のときくらいですよ。

それ以降は、全部ダメ。

もうね。

みんな、ネガティブすぎるんですよ。

もっと、能天気に行きましょう。

どうせ、新しいOSなんですから、色々な不具合とか、使いにくいところとか、そういうのは、絶対出てくるんですから。

SP2くらいにならないと、大方のバグは取れないんですから。

そんなのは、今までのWindowsを見ていれば、わかりきってることですよ。

最初からまともに動くなんて、誰も思っちゃいないんです。

あなただって、そんなの知ってますよね?

だったら、それは後で考えればいいんじゃないですか?

わざわざ発売日の近辺で、それを穿り返さなくても、後回しにしたって、問題ないでしょ?

どうせ、みんな知ってることなんだから。

それに、そういう事情を知らない人や、そこまで深くOSに興味が無いライトユーザーなんて、そもそも、そんな評論、読まないんですから。

書くだけ損じゃないかとおもうんですよね。

だから、Windows7が出るときには、みんなで大拍手して、迎えてやりましょうよ。

そんな祭り、カーニバル、フェスタ、たまにあっても良いと思うんですよね。

 

でも、やっぱり僕の思うようにはならないのでしょうね…。

すぐに、ネットの掲示板とか、技術系の論評サイトで、批判の嵐が吹き荒れちゃったりするんでしょうかね…。

本当に寂しいものです。

これを読んでいる、評論家の方、技術系アルファブロガーの方、もしおられたらでいいんですけれども。

まっとうな評価をするのがお仕事なのはわかるけど、頼む。

発売日から、1週間だけでいい、欠点を書くのを待ってくれ。

アルファブロガーじゃないけど、一応技術系ブロガーの僕も待つからさ。

書きたくてウズウズしてるのも分かるけど、とにかく待ってくれ。

それ以降はどうでも良いから。

一週間だけ、お祭り期間中だけは、とにかく、盛り上げるにいいだけ盛り上げてくれないか?

これは、今までの慣習と戦う、IT業界(ぼくら)の7日間戦争なのですよ。

そういう一体感のある盛り上がりが、多分、この業界に一番足りないものなのだと、僕は思うわけですよ。

そういうのがあることで、何かが変わるような気がするんですけどね。

どうです?

※このエントリは ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet Japan編集部の見解・意向を示すものではありません。
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