インタラクティブなライブ番組を可能にする「FascinatE」

2010-07-25 12:26:27

スポーツの全体像やハイライトを見るのには TV のライブ中継は最適ですが、ファンの選手を追いかけたり、TV 中継では追っていないエリアを見るといったことは出来ません。ライブ中継を自分が見たい角度からいつでも見ることを可能にする技術を開発しているのが FascinatE Project です。

ヨーロッパのメディア企業や大学がパートナーとして参加しているこのプロジェクト。10億円を費やして、高画質のパノラマ映像を様々なデバイスから操作・観覧するためのシステムを開発しています。今まで映像を配信している側が考える最適なシーンだけを見ることができたわけですが、この技術が採用されれば、イベントの場で用意されている数々のビューポイントかの中から好きなシーンを選んで見ることが出来ます。最近だと3Dが注目されていますが、より高画質にこだわったインタラクティブな映像配信には FascinatE が目指している方向性が正しいでしょう。

ライブ中継の映像を見たい角度から見れるようになるのはもちろん、ひとつのデバイスで見ていた番組の続きを別デバイスで見たり、蓄積されたアーカイブからまた違う角度も交えて観覧するといったことが可能になります。デバイスの技術が進歩すれば、デバイスの持つ角度を変えればシーンもそれに合わせて変わるといったことも可能になるでしょう。

プロジェクトが発足したばかりということもあり、Webサイトには実験的なテスト映像や会議の様子しか見ることが出来ません。今後、具体的な情報も増えてくると思いますので、興味のある方はニュースの RSS 購読をしたり、Twitter をフォローしてみてはいかがでしょうか。

※このエントリは ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet Japan編集部の見解・意向を示すものではありません。
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