山田井ユウキ

最近ネットを騒がせているバーグハンバーグバーグのルーツ

2011-06-17 07:00:00


builder読者の皆さん、こんにちは。

金曜日担当の山田井ユウキです。


ここ最近ネットを騒がせているとある企業があります。


株式会社バーグハンバーグバーグ


……会社の公式サイトからしてこれです。


ちなみに最近だと、

渋谷のカレー屋「カリガリ」とコラボした「インド人完全無視カレー」や、


企業の公式ブログとは思えないフリーダムな内容で人気の「とんかつ教室」や、


 

モバツイ制作で知られるマインドスコープ社の超個性的な求人ページなどの制作で話題になりました。

※余談ですが、バーグハンバーグバーグという会社名はシモダ氏曰く、“近所のカレー屋のおっさん(メル友)にメールして意見を聞いて決めた”とのこと(インタビューより)。あれ、それってもしかして↑の……?


で、このバーグハンバーグバーグですが、最近知人から「何者なの?」と尋ねられまして。

彼らのルーツがテキストサイトにあることを知らない人が意外と多いようなので、ちょっとここに記しておこうかと思います。


とはいえ別にこれは秘密でもなんでもなくて、バーグハンバーグバーグが運営するエンタメサイト「オモコロ」を見ていただければすぐわかります。


このオモコロはバーグハンバーグバーグの誕生以前、2005年から存在したサイトで、当時の運営会社はpaperboy&co.。

「あたまゆるゆるインターネット」のキャッチコピーの通り、数十人にも上るライターたちが毎日のようにおバカな記事を全力でアップし続けています。

ちなみに最近何かと話題の漫画家「地獄のミサワ」氏も、デビュー前からオモコロライターの一員です。


そしてそのオモコロには、編集長兼バーグハンバーグバーグの社長シモダ氏の作品であるシュールなウェブ漫画「ゴブリンと僕。」が掲載されているのですが、実はこれ、かつて2002年頃にネットで大人気だった同名のテキストサイト(※)なのです。

※正確にいうと“テキスト”ではないのですが、カルチャーとしてのテキストサイトの一員であったことは間違いないと思います


簡単に書くと次のような流れです。


2002年頃:「ゴブリンと僕。」が人気に。

2003年頃:「ゴブリンと僕。」閉鎖。

2004年頃:シモダ氏、paperboy&co.に入社

2005年:オモコロ開設

2010年:シモダ氏、バーグハンバーグバーグ設立。オモコロ運営などを引き継ぐ


こうした経緯からか、オモコロに所属するライターはかつてのテキストサイト文化を担った個性派ばかり。

一部をご紹介しましょう。


ニスィーベ氏・・・ヌ・ギッツィーニ

四万十川氏・・・Web冷え汁

おやつ氏・・・ペパーミント

ヨッピー氏・・・オレイズム

ヤスノリ氏・・・俺とパンダ3

原宿氏・・・桃色核実験

鎖骨氏・・・ファンタ


どうでしょう。

……いやまあ「どうでしょう」といっても、今では閉鎖されたサイトも多いので、名前とサイト名だけ見てもきょとんとされる方も多いかもしれませんね。

本ブログでも何度か書いてきた通り、2000年代前半花開いたテキストサイトという文化。

その盛り上がりを支えていたのが彼らだったのです。


こうして見ていくと、バーグハンバーグバーグがぶっ飛んでいるのも、何ら不思議ではありませんね。


テキストサイトからオモコロへ。そしてバーグハンバーグバーグへ。

どこかへ消えてしまったと思われがちなテキストサイトの管理人たちですが、今も変わらず全力で走り続けているのでした。



※このエントリは ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet Japan編集部の見解・意向を示すものではありません。
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