山田井ユウキ

文章を診断して類似の名文を教えてくれる「文体診断ロゴーン」に、ネットの名コピペを放り込んでみた

2010-04-23 07:00:00

 

builder読者の皆さん、こんにちは。

金曜日担当の山田井ユウキです。

 

今日も面白いウェブサービスをご紹介しますよ。

その名も「文体診断ロゴーン」!

 

これ、何かというと、文章を入力することで類似の名文を探し出し、さらに文章の読みやすさや表現力などを診断・評価してくれるというサイトなんです。

※もちろんお遊びです

 

たとえば当ブログの前回の記事を丸ごと放り込んでみましょう。

 

これで「例文」をクリックすると……

 

放り込んだ文章と類似(と診断された)の名文が出てきます。

今回は「走れメロス」だったようです。

 

さらに「診断する」を押すと、様々なデータを見ることができます。

 

なぜか「浅田次郎」が1番一致率が高いという診断結果が。太宰治はどこへ……。

 

 

逆に似ていないのは「三木清」と出ました。

 

そしてこれが文章評価。

けっこう厳しく評価されました……。

 

最後は得点の詳細です。

うーん、なるほど。何だかんだで自分の癖を知れるので、参考になるかも?

 

 

ところで、ネットの名文を入れるとどうなるんでしょうね。

 

ちょっと気になったので試しに有名な吉野家コピペを放り込んでみました。

 

ちなみに吉野家コピペとは↓これ。

 

―――

昨日、近所の吉野家行ったんです。吉野家。

そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。

で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、150円引き、とか書いてあるんです。

もうね、アホかと。馬鹿かと。

お前らな、150円引き如きで普段来てない吉野家に来てんじゃねーよ、ボケが。

150円だよ、150円。

なんか親子連れとかもいるし。一家4人で吉野家か。おめでてーな。

よーしパパ特盛頼んじゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。

お前らな、150円やるからその席空けろと。

吉野家ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。

Uの字テーブルの向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、

刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。

で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、大盛つゆだくで、とか言ってるんです。

そこでまたぶち切れですよ。

あのな、つゆだくなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。

得意げな顔して何が、つゆだくで、だ。

お前は本当につゆだくを食いたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。

お前、つゆだくって言いたいだけちゃうんかと。

吉野家通の俺から言わせてもらえば今、吉野家通の間での最新流行はやっぱり、

ねぎだく、これだね。

大盛りねぎだくギョク。これが通の頼み方。

ねぎだくってのはねぎが多めに入ってる。そん代わり肉が少なめ。これ。

で、それに大盛りギョク(玉子)。これ最強。

しかしこれを頼むと次から店員にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。

素人にはお薦め出来ない。

まあお前らド素人は、牛鮭定食でも食ってなさいってこった。

―――

 

その診断結果は……。

 

 

!?

 

さ、さすがはネットで長く使われ続ける名文……!

 

こうなると他のコピペも気になるので、いくつか入れてみましょうか。

 

―――

ついに,私はパソコンを購入した。

さっそく,マニュアルに従ってセットアップを開始したのだが,やはり初心者の悲しさだろうか、

ドライバーのインストールのところでわけが分からなくなってしまった。

やむなく,私は,メーカーのカスタマサポートセンターに電話することにした。

電話に出たのは,男性のサポートマンだった,私は状況を説明したが,

彼は難しい専門用語を並べて回答し、ますます分からなくなってしまった

「失礼ですが」私は頼んだ。「出来れば,私が小さな子供だと思って,

もう一度分かりやすく説明してもらえませんか?」

「分かりました」サポートマンは快諾した。

「──坊や。ママに替わってくれるかな?」

―――

 

―――

メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。
その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、
「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。

すると漁師は
「そんなに長い時間じゃないよ」
と答えた。旅行者が
「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」
と言うと、
漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。

「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」
と旅行者が聞くと、漁師は、
「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、
女房とシエスタして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、
歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」

すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。
「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、
きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、
漁をするべきだ。 それであまった魚は売る。
お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。
その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。
そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。
自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。
その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、
ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。
きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

漁師は尋ねた。
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と旅行者はにんまりと笑い、
「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」
「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、
日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、
子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、
歌をうたって過ごすんだ。 どうだい。すばらしいだろう」

―――

 

―――

ちょっとスチュワーデスさん!席を変えてちょうだい」

ヨハネスブルグ発の混んだ飛行機の中で、白人中年女性の乗客が叫んだ。

「何かありましたか?」
「あなたわからないの?黒人なんかの隣には座りたくないのよ!こんな人迷惑だわ」

女性の隣では、黒人男性が憮然とした顔で座っている。

「お客様、少々お待ち下さいませ。空いている席を確認してきます」

乗務員は足早に立ち去り、周囲の乗客はざわざわと不穏な空気。

しばらくして乗務員が戻って来た。

「お待たせしました。ファーストクラスにひとつ空きがありますので、どうぞそちらへ。
本来ならこういうことはできないんですが、隣の席がこんな人では確かに迷惑でしょうと、
機長が特別に許可しました。さ、どうぞ」

周囲の乗客は、にこやかに黒人男性を見送った。

―――

 

 

……さすがはネットの名コピペ。

どれも評価が高いですね。というか表現力と個性はAばっかりですね。

皆さんも好きな文章を入れて色々遊んでみてはいかがでしょうか。

 

 

文体診断ロゴーン

 

 

※このエントリは ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet Japan編集部の見解・意向を示すものではありません。
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