山田井ユウキ

ゲームに必要なのはゲーム性だ! グラフィックじゃない! ……という人にお勧めしたいフリーソフトRPG「変愚蛮怒」

2010-02-19 07:00:00

 

builder読者の皆さん、こんにちは。

金曜日担当の山田井ユウキです。

 

何やらタイトルに見慣れない4文字の漢字があるかと思いますが、今回は冨田さんからご紹介いただいた「変愚蛮怒」(※)をレビューしていきますよ!

※「へんぐばんど」と読みます。

 

■どんなゲームか

 

さてこのゲーム、僕も初めて知ったのですが、いったい何かというと……ローグライクゲームと呼ばれるものの一種で、さらにローグライクゲームとは何なのかというと、「ローグ」というゲームと同様の性質を持っているゲームを総称してこう呼ぶわけです。ちなみにPCで遊べるフリーゲームで、この手のゲームではもっとも人気があるものの一つです。

→変愚蛮怒公式ページ

……前提条件がややこしいことになってきたので、サクッとまとめます。

 

ローグとは・・・ダンジョン探索型RPGの元祖

ローグライクゲームとは・・・最近だと「トルネコの大冒険」「風来のシレン」「チョコボの不思議なダンジョン」などの「不思議なダンジョン」シリーズなど

 

と、ここまで書いて「なんだ、シレンと似たゲームか」とお思いの皆さん、

 

ぜんぜん違います!

 

いや、ゲームの性質としては似ているんですが、「変愚蛮怒」はすべての情報を文字で表現するという手法をとっているため、コンシューマ機のゲームに慣れた人にとってはグラフィック等がかなり地味に感じられるはずです。

 

↑こんな感じで、これ全部テキストです。

誤解を恐れずにいうなら、アスキーアートで絵を描くのと原理は同じです。すごいですよね……。

 

拡大すると、

「@」が表示されているのがわかりますが、この@がプレイヤーキャラを表しています

他にアルファベットや数字で表されているのが、町の人だったり、お店だったり、モンスターだったりします。

 

……この時点で、「それはちょっと……」と思ってしまったらたぶんこのゲームはできません。

 

ゲームに必要なのはゲーム性だ! グラフィックじゃない!

……と思える人向けです。

あ、あと音楽もないので、そういうのも求めてはいけません(いちおうグラフィックも音楽もパッチがあるらしいけど)。

 

 

■どんなゲームか・その2

 

先ほども書いたように「変愚蛮怒」はダンジョン探索型RPGです。

道具を買いそろえ、装備を整え、町で情報を収集してクエストを受注し、ダンジョンに潜って敵を倒していくというのが基本的な流れになります。

最終目標は「混沌のサーペント」と呼ばれるラスボスを倒すことで、ゲームをクリアすることを「勝利する」と言います。

 

で、最近のぬるいゲームに慣れた人(僕とか)に一言いっておきたいんですが、

 

変愚蛮怒の難易度はめっちゃ高いです!

 

ゲームとして難しいというのもあるのですが、何よりもまず

死んだら終わり

というのがキツイ。

この「死んだら終わり」というのは、文字通り「終わり」です。

死んだらゲームの最初からやり直しです。

セーブしたところから?

HAHAHA……ご冗談を

 

セーブはできるけどそれは“ただの中断機能”なので、死んだらデータは強制消去、有無を言わさず最初からです!

 

つねに残機ゼロ状態のマリオみたいなもんです。

 

この仕様に気づいたときには悲鳴を上げそうになりましたが、でも考えてみれば現実社会にもセーブポイントはないわけでして、変愚蛮怒は僕たちにそんな現実の非情さを教えてくれているのかもしれませんね……(たぶん違う)。

 

そんなマゾいゲームをなんでみんなやってるのかというと、それはもう

ゲーム性が絶妙で面白い

という一言に尽きるわけでして。

 

たとえばFFだと3とか5のジョブシステムで組み合わせを考えるのが好きだった人とか、世界観でいうならオブリビオンのような雰囲気が好きな人にはたまらないんじゃないかと思います。

ただやっぱ難しいので、最初は攻略サイトを開きっぱなしにしといた方がいいかもしれません……。

 

 

■始め方

 

とりあえず公式サイトからソフトをダウンロードしたらexeファイルを起動。

なお、変愚蛮怒ではすべての操作はキーボードのみで行います。マウスすら使いません。

決定キー・・・リターン(メニュー画面を出す)

キャンセルキー・・・Esc

これが基本で、あとは「装備する(w)」とか書かれていたら、wキーを押せば「装備」が実行されるわけですね。

ちなみに敵に攻撃するときはそのまま相手に向かって突っ込めばOK。戦闘結果は文章で表示されます。

 

で、最初はプレイヤーキャラを作るところからなんだけど、いきなりここが最大の山場となります。

というのも、変愚蛮怒では37種の種族・27種の職業・12種の性格が用意されていて、これらを組み合わせることで自分だけのキャラクターを作り出せるのですが、組み合わせ次第ではゲームの難易度ががらっと変わってしまうからです。

基本的には好きに作ればいいと思うのですが、とりあえず色々なところを回ってゲットした情報によると初心者は、

ゴーレム+戦士

ゾンビ+戦士

ホビット+アーチャー

……このへんの組み合わせが序盤を楽に進めるのに良さそうです。何度かやった感じだと一番最初はゾンビ戦士が個人的には一番やりやすかったかなあ。攻撃力高いからサクサク進めるし。

え? ゾンビはなんとなく嫌だ?

いいけど……僕みたいに何も知らずかっこよさそうな「ハイエルフ+スペルマスター」とか選んで死の連鎖にハマっても知りませんよ……。

 

 

■まずどうすればいいか

 

最初の方についてちょこっとだけ書いておくと、町の右側にある「イークの洞穴」が一番簡単なダンジョンなので、そこで経験値を稼ぐのがいいかと思います。

この「>」と表示されているのが階段で、「>」は下り、「<」は上りを表しています。

それぞれ上に乗って「>」または「<」を押すと移動できます。

ゾンビ戦士なら普通にうろうろしているだけでもザコ敵には勝てるはずなので、すぐレベル5くらいにはなります。

そうしたら町に戻ってクエストを受けるとスムーズに進めるはず。

 

そこから先は……僕もそんなに進んでないので特に言えることはありません!

一緒にがんばりましょう!

 

……あ、画面も地味だしBGMもないので、仕事中でもこっそりできるかもしれませんね!(でも見つかっても責任取れないのでよろしくね!)

 

 

 

※このエントリは ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet Japan編集部の見解・意向を示すものではありません。
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