山田井ユウキ

10年後のインターネット社会

2009-04-03 07:00:00

 

builder読者の皆さん、こんにちは。山田井ユウキです。

 

世間ではそうでもないようですが、インターネットの世界では、4月1日のエイプリルフールが大盛り上がり。

個人サイトも法人サイトもノリノリで、この日のために用意していたネタを存分に披露していたようです。

僕自身も色々と楽しめましたが、中でも個人的にナンバー1だと思ったのは、

レンタルサーバ「ヘテムル」のリニューアルしたトップページ

……やられました。完膚なきまでに叩きのめされました。まさかそうくるとは!

しかもよく見たら作ってるのオモコロのシモダさんだし! 何やってんすかシモダさん! やっぱりこの人天才やわ……!

 

しかしですよ、皆さん今でこそ笑ってますけど、こういうセンスの“ホームページ”が、10年前にはそこかしこに存在していたという事実を忘れてはいけません。

かくいう僕も初めてのサイトをWordで作ったときのことを思い出すと、アル中でもないのになぜか指が震えだすんですけど、とにかくまあそんなわけで、10年も経てばネットの世界は現実よりはるかに速いスピードで様変わりするのだということが、今回のヘテムルのエイプリルフールネタで改めて実感できたことと思います。

 

じゃあ、あと10年経つとインターネットはどう変わっているのでしょう?

 

ブログは? ニコニコ動画は? Twitterは?

 

今回は思いつき企画として、10年後のインターネットの姿を考えてみたいと思います。

なお、技術的な根拠とかそういうものは一切なく、ただの思考実験です。あしからず。

 

さて、10年後は……

 

■コンテンツの有料ダウンロードが当たり前になる

これ、もうそろそろ何とかならんものかなと思ってるので僕自身の希望も込めての予測なんですけど、ユーザーがコンテンツにお金を払ってくれない、というのはネット企業の最大の悩みです。

で、なんでユーザーが有料コンテンツにお金を出し渋るのかというと(それこそニコ動プレミアムのたった月額525円でさえ)、理由はたくさんあると思いますが、ひとつには支払う方法が確立されていなくて面倒くさい、というのがあると思うのです(Amazonなんかはわりとそこらへんうまくやってますけど)。

その点、携帯電話の有料コンテンツなんかはやり方が巧みで、月々の電話代の請求に乗っかってくるという支払方法をとっており、これが簡単かつわかりやすいため、ユーザーも気軽にお金を払ってくれるんですよね。

なので、たとえば似たようなやり方ですけど、プロバイダ料金とかに購入したコンテンツ料金を上乗せするとか、もしくは公共料金の支払いみたく毎月使った分の明細が届いてコンビニで支払えるとか、そういう簡単なやり方が確立されるといいなと思っています。クレジットカード払いは、若人にはちょっと敷居が高いような気がするんですよ……。

 

■モニター画面にタッチパネル機能がつく

今みたいにマウスでクリックするという方法もなくなりはしないと思いますが、同時にモニターをタッチして操作するというiPhone風の操作法も導入され一般化します。

タッチでクリック。ダブルタッチでダブルクリック。ドラッグ、スクロール、 指で画面をつまんで拡大縮小(あの動作、なんて呼ぶの?)、etc...

今よりも直観的に操作できるようになれば、高齢者をはじめとする層がTV感覚でPCを扱える時代がやってきます。または、PC操作をリモコンで行うようになるかもしれません。このボタンを押すとYahoo!に接続する、とか。孫のブログを見るにはこのボタン、とか。

……もちろん今まで通りマウスに慣れているユーザーはマウスを使うでしょうけど。

 

■街の至る所に無線LAN環境が整備され、どこにいてもPCでネットができるようになる

現代でも様々な場所に無線LAN環境が設置されてあったりもするのですが、僕の理想は、いっそ街全体、国全体を無線LANで覆う(変な表現ですが他に思いつきませんでした)ぐらいの“どこでもネット社会”です。

イメージとしては、電波が縦横無尽に街を飛び交っていて、PCを開けばいつでもそれを利用してネットにつながる……そんな世界。

ネットだけなら現在でも携帯電話でできるけど、あれはPCからのネットとはまた別ものですし。でも、iPhoneはかなりイメージに近いですね。

そして、携帯電話の電話機能は無線LAN環境のおかげでスカイプが常時使えるようになるので不要に。

もしかすると街行く人々が皆ヘッドセットとかイヤホンを身に着けているような光景が当たり前になるかもしれません。

ネットブックがこれだけ売れていることを考えると、そんなに非現実的な話でもなさそうに思います。

 

■リアルタイムコミュニケーションツールを誰もが使う時代になる

リアルタイムコミュニケーションツールというのはつまり、ニコニコ動画とTwitterのことですが、現状では一部のユーザーしか使っていないこれらのサービスを、10年後には全国の誰もが普通に使う時代がやってきます。

TVはネットに接続され、視聴者が番組を見ながら自由にコメントを流すことができるようになります。

また、携帯メールはTwitterに統合。メールを受信するのと同じ感覚で知人のつぶやきを見たり、逆に自分が発信したりするようになります。

携帯電話はTwitter専用機になり、電話としての役割は先ほど書いた通りスカイプに引き継がれます。

 

 

――ということで、10年後には、ネットがもっと自然な形で社会に溶け込んでいるんじゃないか、という予測でした。

 

女性がカバンに入れて持ち歩く三種の神器は、Twitter専用機とミニPC(iPhone)とスカイプ用マイクイヤホンになっている……そんな時代がやってきたら面白いのになあ。

 

 

 

 

※このエントリは ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet Japan編集部の見解・意向を示すものではありません。
  • 新着記事
  • 特集
  • ブログ