山田井ユウキ

ブログを滅ぼす3つの災厄と、その対処法。

2009-02-06 07:00:00

 

builder読者の皆さん、こんにちは。山田井ユウキです。

こないだ「ブログを始めるわ~」と言っていた知人が、もうブログをやめていてびっくりしました

いくらなんでも早すぎるんとちゃう……?

 

しかしまあ、その気持ちもわからなくはない。

ブログって気軽に始められる分、何かあるとすぐに放置して忘れてしまいがちですよね。

むしろ1年とか3年とか、年単位で続けられる人の方がレアなのかもしれないと思い始めた今日この頃です。

 

ということで、今回は“ブログが終わる理由”について考えてみたいと思います。

タイトルはずいぶん刺激的な言葉を選んでしまいましたが、そんな大層な話じゃないので、どうぞカフェオレでも飲みながら流し読みしてやってください。

 

さて。

ブログを書き始めて終わる理由なんて、実のところ、

・飽きた

・始めてはみたものの書くことがない

この2つに集約されるような気がしますが、それだと話が終わってしまうのでもう少しつっこんで考えてみます。

 

……で、実体験からひねりだしたのが以下の3つです。

 

■「過剰なアクセス」がブログを滅ぼす

まず第一の災厄は「過剰なアクセス」です。

いわゆる「炎上」もこれに含まれます。

当たり前ですが、普段ほとんどアクセスのないブログに大量のアクセス――それも自分にネガティブな感情を持った――が押し寄せたら、それに耐えきれるブロガーはそうはいません。

炎上を防ぐには……もう色々なサイトで語りつくされた話題なので今さらですが、

・居酒屋で会話するノリでエントリを投稿しない
・炎上しそうな隙がないか投稿前にしっかりチェック
・何だったら最初からコメント欄を閉じる

などの対処が有効です。

ただ、過剰なアクセスにはもう一つのパターンがあり、こちらはある意味炎上よりもやっかいです。

それは、ニュースサイトなどに取り上げられて、自分でも予想していなかったほどのアクセスがあった場合。

基本的にアクセスの急増は多くのブロガーにとって喜ばしいことだと思うのですが、思いもよらず大量のアクセスを得てしまったとき、人はついこんな風に思ってしまいます。

「アクセスを減らしたくない」

そして、こうも思います。

「もっとヒットする記事を書いてアクセスをつなぎ止めたい」

……ですが、たいていの場合それは叶いません。

たまたま記事が一本ヒットしてもアクセスは数日間のうちに波がひくように減少し、やがて何事もなかったかのようにブログは平穏を取り戻します。

一部のアルファブロガーを除いて、そんなに連続で大ヒットを飛ばせるわけがないのです。

でも一度アクセスに魅了されたブロガーは、時として自分の書きたいことよりもアクセスが集まりやすい記事を書こうとしてしまいます。

これこそが罠であり、そんな風にしてアクセスを意識するあまり書くことが楽しくなくなって、いつの間にかブログから去ってしまった人を、僕は何人も見てきました。

そうならないためには、

・基本的に急増したものは急減するものだ、ということを知る
・アクセス増を狙った記事を書くこと自体を楽しむ
・もういっそカウンターもアクセス解析も付けない(見ない)

などなど。

要するにアクセスに振り回されるなということですが、こんなことを書きつつも僕自身が実践できてないので、やはり難しいものです。

 

■「人生の転機」がブログを滅ぼす

長くても3年とか4年でたいていのブログが終わってしまうことの理由の一つに、「人生の転機」があります。

たとえば進学、就職、結婚、転職etc...

だいたい3年も続けていれば、人間一回ぐらいは何かしらの人生の転機を迎えるものです。

そして人は環境の変化にとても弱い生き物です。

慣れない土地、慣れない生活の中で、ブログを書く心理的余裕がなくなってしまうのはよくあることなのです。

僕ももう7年半ほど個人サイトをやっていて色々な他サイトさんとお付き合いしてきましたが、3月から4月にかけて音沙汰がなくなってしまうブログがとても多かったことを覚えています。

おそらく春が多くの人にとって変化の季節だからでしょう。

で、これはもうリアル生活に負担をかけてまでブログを続ける必要はまったくないと思うので別に防ぐ必要もないような気がするのですが、それだと身も蓋もないので対処法を。

・無理して更新しない(思い出したように一言更新でもいいじゃん)
・忙しいとき、しんどいときほど自分の思いをブログを綴ることで客観的に自分を見つめることができると知る

特に後者は使える手だと僕は思っていて、現実と壁一枚隔てたブログという空間に自分の思いを吐露していくのは結構なストレス発散になる気がするんですよね。

なので、ブロガーの方にはそういった「ブログの効能」を知っておいてほしいなーと思います。

 

■「目標を達成すること」がブログを滅ぼす

以上のような災厄をクリアしてきたマッチョブロガーにはぜひとも10年、20年とブログを続けてほしいものだと思いますが、そんな彼らをも滅ぼす最後の災厄がこれ。

たとえば「ブログを本にしたい」とか、「憧れのブロガーと会いたい」とか、そういう明確な、あるいはぼんやりとした目標をもってブログを運営しているブロガーが目的を達成したら、それで満足してしまってブログを更新しなくなることがあるかもしれません。

というか実際にありました……。

それは読者からするととても寂しいことなのですが、ブロガーにとってそれ以上続ける意味がないのなら仕方ないですね。

せめてブロガーの方には、

・楽しみにしている読者がいる
・ゴールは新しいスタートだ

ということを思い出していただきたいと願うばかりです。

 

……と、なんか最後ちょっと良いこと言おうとして滑った感がありますが、それはさておき、もうすぐブログ変動の季節である3月・4月がやってきます。 

ブロガーの皆さん、ぜひともこの春を乗り切って、これからも長くブログを続けてくださいね。

 

 

※このエントリは ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet Japan編集部の見解・意向を示すものではありません。
  • 6件のコメント
#1   2009-02-06 11:01:44
忘れてはならない4つ目があると思うのでコメントを…

4.「記事コメントを意識し過ぎた運営」がブログを滅ぼす

ブロガー同士仲良くなると、しばしばお互いのブログを訪問しコメントを付け合うようになります。
しかし過度になると、相手からのコメントがパタッとなくなって不安になったとか、逆に興味のない
記事にお友達のよしみでムリやりコメントを付けなければならない作業が苦痛という声がでてきます。

中には「来たからには必ずコメントを!」とか「読み逃げ禁止!」などと宣言するブロガーも現れ
最後には読者から嫌気され、訪問者がいなくなってしまいます。そしてブロガー自身も読者不在で
モチベーションを完全に失い、そのまま潰えてしまうケースです。
(いわゆる「ブログ疲れ」現象。特に「mixi疲れ」がよく知られている)

人気取りやウケ狙い、コメント数アップだけをモチベーションにブログを運営していると、往々にして
本当に自分がブログで書きたい記事が書けなくなり、やる気が失せてしまいます。
始めからテーマを決めて開設したブログは別として、個人が気軽に始める分は、読者コメントなんて
気まぐれなものという意識を持ち、書きたいと思う記事を気ままに書いた方が長続きすると思います。
#2   2009-02-06 14:08:20
過剰なアクセスにはもう一つありますよ!「未婚女性のブログである」!!
#3   2009-02-06 23:51:01
うーーむ、特にアクセス数とか他ブログとのやり取りを意識して綴った事は無いです。
あくまで自分が読み返すため。
反省したり、思い出したりするため。
じゃあ、なんでうpしてるのかな、メモ帳でもいいのに~と思う方もいらっしゃると思いますが、他人を意識した方が独りよがりではない判りやすい文脈に出来ると思うのです。
少数派だろうなぁ~
46歳、主婦。
#4   2009-02-11 09:51:12
私なんか引越ししただけで4ヶ月書かなくなったことありますけどねw
#5   2009-02-11 13:50:47
アクセス数を意識した記事というのはBLネタの事ですかw
#6   2009-02-23 14:00:40
俺のブログの最終目的(閉鎖条件)は永遠に達成されることはないと思う。
まず自分で止めることができない、外部要因による条件であり、
その条件は達成が非常に困難なもの。
1年以内に何かしら起こるからなぁ・・・。
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