コミュニケーション戦略全体に影響を及ぼすウェブ技術

2008-08-18 21:22:12

インターネット広告費が雑誌広告を上回る(電通「2007年日本の広告費」より)など、ウェブ/インターネットを介したコミュニケーションは企業や法人にとりますます重要なものとなっています。2005年にはじまるウェブ2.0ブームの結果、ブログやSNSといったCGM(Consumer Generated Media)と呼ばれるユーザー参加型コンテンツを活用したプロモーションも数多く行われるようになってきました。

ブログマーケティングの成功や、SNSマーケティングにおける炎上事件、そしてセカンドライフなどメタバースにおけるプロモーションの試みが新聞雑誌等のマスメディアで幾度も取りあげられています。一連のCGM活用プロモーションにおいては、口コミの醸成など、消費者が好意的な反応を示し、自発的に行動するようなコミュニケーションを展開することに重点が置かれます。つまりいつ、どのような形で、どのようなメッセージを発信するかが焦点となってきたのです。

このようなマーケティング面での取り組みが盛んになる一方、メッセージが生成・伝達される場であるウェブそのものがもつ重要な特徴がいくつか見過ごされているように感じます。特に緊急に認識が広がらなければならないものとして、

  • 多様なユーザーインターフェイスを前提としたデザイン思想
  • コンテンツとアプリケーションとの垣根が消滅しつつあるという動き
  • 標準技術の重要性

という3点を挙げておきます。

ウェブが単なるプロモーションの手段から、ビジネスプロセス全般に関わる重要なツールとして進化した今、こうしたウェブの特徴はすべての企業の戦略立案や行動に大きく影響を与えます。つまりウェブサイト管理部門やシステム部門の現場のみならず、マネジメント層においてもこうしたウェブの特徴が共有されなければなりません。そしてこれらウェブの特徴を踏まえて最新のウェブテクノロジーを理解することが、ウェブの持つ力を最大限引き出すために重要となります。

私が担当するこのブログでは、ウェブをビジネス戦略に活用することを必要とする全ての方に対して、これらウェブがもつ特徴とビジネスに対する影響を解説するとともに、最新のウェブテクノロジーがもたらす影響について考えていきたいと思います。

※このエントリは ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet Japan編集部の見解・意向を示すものではありません。
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