Enterprise Skills Inventory リリース裏話

2010-11-23 08:57:00

2010年11月20日に弊社の新製品、戦略的人材育成を可能にするスキル管理システム「ESI」をリリースしました。

本製品は弊社の企業色からすると異色の製品です。

開発の発端は、日本オラクル時代の一時期の上司でもある現株式会社スキルスタンダード研究所(SSI)代表の高橋さんとの会話からでした。

高橋さんとは、お互いに前職を離れてからも定期的にお会いさせていただいて、うまいものを食べたり飲んだりの、いわゆる「飲み友達(この言い方は失礼ですが(笑))」でした。

ある飲み会で、めったにしたこともない仕事の話をちょっとしたことからとんとん拍子で弊社でプロジェクトを起こすことになりました。

あれから、かれこれ2年強が経過してようやく出来上がった製品です。

IT業界で人材育成というと「ITスキル標準(ITSS)」というのが有名ですが、高橋さんはこの標準化作業に経産省やIPAとともに尽力されていました。

当時、高橋さんから「ITSS」は定義もほぼ完成してIT企業には導入されたけど育成観点ではまだまだうまくいかされていない」とのことでした。

いろいろ聞いてみると標準化はあくまでも標準であり自社にあった仕組みを作るにはカスタマイズがほぼ必須とのことでした。またITスキルは技術者像の理想形をイメージしているので一般ユーザ企業のIT部門でもやや重厚長大になってしまう(そのためUISSという標準ができた)とのことでした。

標準を意識しながらユーザー要件にあったものをシステム化していくのはお金もかかるし、業務分析能力も必要でなかなか難しいテーマのようでした。

当時からITスキル標準準拠のパッケージは多数ありましたので、我々はそこをメインターゲットにせずにスキルを管理するというフレームワークを参考にしながら、ITSSも含めて、すべての業務に柔軟に対応できる製品化を目指しました。

またスキルを登録するだけの現状可視化にとどまらず、日々の業務や研修など育成に関連するものを連動して個人は無理なく業務スキルを習得できる仕組みを構築できるように製品化を進めました。

スキル管理システムとしてある特定のスキル(たとえばITSS)だけを管理するようにアプリケーションを開発するのは簡単なのですが、不特定多数のスキルを管理するアプリケーションとなるとそれなりに複雑になり結構大変な開発でした。

101NEO(当社独自のスクリプト言語(実態はServlet))で開発されたWebアプリケーションなので当初はカスタマイズも101NEOでと考えていたのですが。。より簡単にエンドユーザがアプリケーションをカスタマイズできるように、ブラウザからのシステム構成設定でユーザ要件にあったシステムが出来上がるような機能を持つ製品に仕上げました。

弊社若手を中心に進めたプロジェクトでここまでできるとは正直思いませんでしたが、大変うれしいい誤算(若手ごめん)でした(笑)
これからもどんどん便利にして、お客様にたくさん使っていただくよう、知恵を出してほしいと願うばかりです。

また、管理対象になるスキルコンテンツ(データ)は、長年蓄積しているSSIさんの高度なコンサルノウハウを利用させていただくという戦略協業をしているので、短期システム導入も実現できるソリューションが確立できました。

上記文章でスキルと一言で表現していますが、ESIが管理できるスキルは、業務に直接かかわるものだけでなくヒューマンスキルや資格など様々なモチベーションに関係する要素を視覚的に管理できる可能性を持っています。

使い方次第では労使双方にとってとてもメリットがあるような気がします。

製品のリリースに当たってはSSIさんから提供いただいたコンサルティングが成功の大きな要因になっています。
この場をお借りしてSSIの皆さんに御礼申し上げます。

p.s.
手前味噌でいろいろ自慢してしまいましたがぜひ一度ご覧くださいませ。m(_ _)m

※このエントリは ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet Japan編集部の見解・意向を示すものではありません。
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