[TechDay] Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) - 第1回

2008-08-08 20:08:00

以前、[TechDay] Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)を使ってみた で紹介しましたが今回はアプリケーションまで含めた仮想化サーバーのWebサービスである Amazon EC2について実際に使ってみましたので紹介します。EC2をうまく使えば自社にLinuxのテスト環境などは不要になるかもしれません。もっとも小さいサーバー(m1.small)であれば1時間当の課金はたった $0.1 (データ転送量でも課金されますが$0.1/GB程度)です。
今やWebアプリケーションならフリーで使用できるソフトウェアを組み合わせればいろいろ出来るので大変興味深いサービスですね。

S3同様にまずはEC2についても申込が必要です。
申し込み方法はS3と同様ですので割愛してセットアップから説明します。

Amazon Elastic Compute Cloud Getting Started Guide に沿って試してみた内容のレポートです。

Getting Startedを一通り実行するとそれなりに長くなるので以下のように3回に分けて公開していきます。

第1回目:アカウントとクライアント環境の設定
第2回目:インスタンスの起動と停止
第3回目:自分のインスタンス・イメージの作成とバックアップ

AWS EC2 アカウントのセットアップ

EC2を利用できるようにするためにまずはアカウントの設定を行います。
手順は以下の通りです。

(1)アカウントメニューからAWS Access Identifiersを選択
(2)X.509 CertificateのCertificate File のCreate Newをクリック
(3)確認画面でYesをクリック
(4)Private Key File のダウンロード
(5)X.509 Certificate File のダウンロード

(1)アカウントメニューからAWS Access Identifiersを選択

AWSにはリクエストの認証方法が2つ用意されています。S3の時にはアクセスキーによる認証でしたが、EC2ではX.509 Certificatesを利用します。

(2)X.509 CertificateのCertificate File のCreate Newをクリック

このページではX.509証明書の作成を行うために「Create New」ボタンをクリックします。

(3)確認画面でYesをクリック

「Create New」ボタンをクリックすると以下のようにAWSアカウントとX.509証明書は1対1の関係なので既に作成済みの場合は、古いものが破棄されるような注意書きが表示されます。
ここでは「Yes」ボタンをクリックします。

(4)Private Key File のダウンロード
(5)X.509 Certificate File のダウンロード

確認の「Yes」ボタンをクリックすると以下のようにX.509証明書が生成されてPrivate Key FileとX.509 Certificate Fileをダウンロードできるリンクが表示されます。それぞれクライアントにダウンロードします。

■Private Key File

■X.509 Certificate File

アカウントのセットアップはこれでOKです。

AWS EC2用クライアントツールのセットアップ

次にEC2用に提供されているクライアントツールをセットアップします。手順は以下の通りです。

(6)コマンドラインツールの取得
AWSのDEVELOPER CONNECTION
Amazon EC2 Command-Line Tools をダウンロードして ec2-api-tools.zip を解凍するだけです。

(7)コマンドラインツール用の環境設定
 ■EC2_HOMEの設定
  C:\> set EC2_HOME=C:\ec2\ec2-api-tools-1.3-19403
  
 ■パスの更新
  C:\> set PATH=%PATH%;%EC2_HOME%\bin

 ■認証ファイルとPキーの設定
  C:\> set EC2_PRIVATE_KEY=c:\ec2\pk-ファイル名.pem
  C:\> set EC2_CERT=c:\ec2\cert-ファイル名.pem

以上でEC2 を利用できる状態になりました。

次回はクライアントツールを使って実際にEC2のインスタンスを起動・停止してみたいと思います。

(続く)

※このエントリは ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet Japan編集部の見解・意向を示すものではありません。
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