ITでゴルフのスコアアップを狙う(iPhone編)

2010-03-19 18:46:00

超久々の更新です。先日ゴルフに行ってきました。少しずつ暖かくなっていよいよゴルフの季節到来という感じです。

デフレの影響は本来セレブなスポーツであったゴルフにも押し寄せていて、東京近県でのプレイフィーは相当リーズナブルになりました。平日ならば7000円台でまわれるところも少なくなありません。(セルフ・4バッグ) 安さにつられて平日休暇を取ってコースに出る回数も増えたワタクシでございます。

せっかくゴルフやるなら、できれば上手になりたい。これはアマチュアゴルファーの誰もが思うところでしょう。そして理系の方ならば、ゴルフは理詰めで上達し、弱点は定量的な分析で解決していきたいと思うのではないでしょうか。

ということで、ITやガジェットを活用してスコアアップを狙います。最初に選んだのはiPhoneアプリの「Golfshot」です。

http://golfshot.com/


(画像はiTunes Storeより引用)

Glofshotは、GPSを活用したゴルフ用の距離計+電子スコアブックです。この手の製品では、数年前にショットナビというガジェットが登場して、一躍アマチュアゴルファーに浸透しました。

ショットナビが火を付けたGPS距離計

これはシリーズ最新製品の一つ。「ショットナビ ポケット ネオ」です。

ショットナビはこの手の製品の先駆者であり、見てのとおりグリーンまでの距離(フロントエッジやセンター)を表示してくれるというシンプルな機能が売りです。もちろんバンカーや池などのハザードまでの距離や、ティーショットの飛距離計測機能などもあります。最上位機種の「ショットナビ アドバンス」ではカラー液晶画面でコース図が見れたり、PCやネットと連動したスコアブック機能を利用できます。

私自身はショットナビを使ったことはないのですが、持っている友人や兄弟に言わせると「かなり正確」な距離表示らしいです。初代機では電池の持ちの問題があったようですが、現行機種はリチウムイオン電池搭載でそういった心配もなくなったとのこと。

このショットナビが火付け役になって、その後同様の製品が他のメーカーからもリリースされました。以下、アマゾンのリンクでご紹介しますが、こういったガジェットを配備して貸し出してくれるゴルフコースもあります。詳しくはご自身でお調べください。

ショットナビ プレミアム

ユピテル(YUPITERU) ゴルフナビ ATLAS

イーグルビュー Eagle View ゴルフナビレコーダー

GPS キャディー Greenon グリーンオン

GPS キャディー Greenon グリーンオン ミニ

さて、このようなGPS距離計ガジェットの機能をそのままアプリにしたのがiPhoneアプリの「Golfshot」です。CMでも登場したらしいので、ご存知の方もいるはず。価格は3,500円でiPhoneアプリとしては高額な部類に入りますが、前述のGPS距離計に比べるとかなり安いということになります。では「Golfshot」はこれらの専用機と同じように使えるのか? 距離計測機能は正確なのか? スコア管理機能はどうなのか、とういうところをレポートします。

コースデータは国内3715箇所

この手のアプリは海外製が多く、日本ではコースデータがないため実質的に使えないというアプリがほとんどです。このアプリも米国製なのですが、対応コースデータはWebサイトで確認できるだけで3715コースあり(本記事執筆時点)、主要なコースはほぼ網羅されていると考えていいと思います。

コースに到着してからアプリを起動し「ゴルフをプレーする」をタップすると、一番近いコースを表示してくれます。あとは指示に従って簡単な選択をするとプレーに入れます。

なかなか正確な距離表示

距離表示が本当に正しいのかティーグランドの表示、コース脇のヤーデージ杭、カートに設置された距離表などと比較してみましたが、概ね合っているようです。画面下の「航空写真」をタップするとコース写真上で位置を確認できるのですが、ここでも大きなズレはありませんでした。

グリーンまでの距離の他に、各ハザードまでの距離が表示されますが、そのほかにレイアップ距離として残り100Yなどの地点までの距離も表示されます。レイアップ距離は、設定で変更できたとえば「8I 124Y」のように自分のクラブの距離を指定することができます。

ロックには注意が必要

専用機にはない、iPhoneならではの使い方の注意点があります。iPhoneはスリープボタンでロックするとGPSがリセットされてしまい、次に使う時にGPSの精度が上がるまで時間がかかるのです。ロック解除から1分もすればほぼ正確な位置を表示できるのですが、プレー中に1分も待つ余裕はありません。そこで「Golfshot」では専用のロックボタンを用意していて(距離画面の左下の緑のカギマーク)これをタップすることでアプリを起動したままロックします。ロック中は画面表示がオフになり、タッチパネルもロック解除のスライダー以外は効かなくなりますので、これでポケットに入れておけるようになります。アプリは起動したままですから、これでロック解除すると、GPSは正確なまますぐに使えるというわけです。電池を消費しないような工夫はされているものの、アプリは起動したままですからそれなりに電池は食います。マニュアルにもあるようにWiFi、Bluetooth、プッシュ通知は切っておいたほうがいいでしょう。100%充電で自宅を出ましたが、左記の節約法でギリギリ1ラウンド電池が持つか持たないか、というところです。

念のために予備の充電器を

ということで、午前のハーフが終えたらポータブル充電器などですかさず充電を開始し、ランチの間はずっと充電しておくのが良いと思います。もしお持ちでないなら、今後のためにも購入しておくとよいでしょう。また、プレー中にケーブルと充電器を付けたままではポケットに入れづらいですので、ジャケット型の充電器などを使うのも良いかもしれません。

スコア管理機能はシンプルだが充実

「Golfshot」にはホールごとにスコアを登録し、あとで分析もできるスコアブック機能があります。最低限の入力はホールの総ストローク数とパット数ですが、オプションでティーショットの成否(○、右左、長い、短いなど)、バンカーショット数、ペナルティ数を入力できます。紙のスコアカードにわかるように記録しておいて、ホールアウト時に入力すると良いでしょう。これがあると、フェアウエイキープ率やサンドセーブ、その他の指標を分析可能です。(パーオン率はパット数だけで可能) また、これらのデータはホールアウトすると自動的に管理サイトに送信され、専用のWebサイトで確認することができます。登録した自分のメールアドレスにもHTML形式でスコアカードが送信されてくるので、わざわざWebを見る必要がないのも良く出来ています。アプリ上でもスコアの分析はできますので、ラウンド終了後に同伴者に見せてわいわいやるのも良いかもしれません。

ラウンドの友として

実際に使ってみて、GPS距離計があるのとないのでは、プレーに大きな差が出ると感じました。何よりもフロントエッジまでの距離が正確にわかるのは非常に重要だということがわかりました。割と適当だった番手の選択が、明確な意志をもって行えます。今までのゴルフはいったい何だったんだろうという感じです。今回初めてのコースで使ったのですが、ティーグラウンドからは見えない位置に池があるホールでは大活躍しました。また、レイアップ距離100ヤードという表示を出せるので、アプローチを自分のちょうど良い距離に持っていくこともできます。何よりもグリーンのフロントエッジまで何ヤードあるのか、すぐに確認できるのはとても安心感があります。
もしショットナビなどの専用機の購入を考えているなら、iPhoneで3500円で体験できる「Golfshot」をお試しで使ってみることをオススメします。使用中、一度も落ちたりせず、非常に安定したよいアプリでしたよ。ロックのわずらわしさや使い勝手が気にいらないかもしれませんので、その時は専用機を買うことを考えてみてください。
ちなみにスコアのほうですが…、安定してきた午後のハーフでは番手選択の大きな指標になって、かなり貢献してくれたと思ってます。私自身はずっとこのアプリを使っていこうと考えています。

アレなところ

ローカライズ版の宿命ですが、日本語があちこちアレなところは残念です。が、このアプリの価値を落とすほどのものではありませんでした。あとは、データをWebからCSVとかでダウンロードできるとうれしいですね。

 

※このエントリは ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet Japan編集部の見解・意向を示すものではありません。
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