Adobe Photoshop CS5をセットアップしたら設定しておきたいあれこれ
私の場合、デザイナではないためPhotoshopを積極的に使う機会はないのですが、デザイナがデザインしたものをHTMLコーディングするために利用する機会があります。
その時、標準のPhotoshopはいろいろなところでクセがあって(というかそもそもWebデザイン向けのソフトではないので・・)、使いにくいので設定を変更しておくとAdobe Fireworksに似た操作体系になって便利です。
単位をpixelに
標準の単位が「mm」になっているため、これを環境設定の[単位・定規]で「定規」の単位をpixelに設定します。
ワークスペースを「デザイン」に
続いて、スライスやコーディングをするときは主に「情報パネル」や「文字種パネル」や「レイヤーパネル」が必要になりますが、これはワークスペースを切り替えると一発で揃います。画面右上から「デザイン」ボタンをクリックして切り替えます。
スクラブズームをOFFに
Photoshop CS5から、ズームの方法が「スクラブズーム」という方式に変わりました。これは、ズームツールの状態でマウスを右に移動すると拡大し、左に移動すると縮小するというもの。慣れると便利なのかもしれませんが、すでにいつもの方法(選んだ範囲で拡大する)というのに慣れてしまっている場合は、ズームツールを選んだ状態で画面上の「スクラブズーム」チェックを外します。
レイヤーを直接選択できるようにする
Fireworksの場合、マウスで選択したいオブジェクトを直接クリックすれば選択できますが、Photoshopは基本的にはそのような操作には対応しておらず、レイヤーパネルで直接選ばなければなりません。
しかしこれも設定を変えれば変更できます。移動ツールを選んだ状態で画面上部の「自動選択」にチェックを入れてその隣りのドロップダウンを「レイヤー」に、さらに「バウンディングボックスを表示」にもチェックを入れます。これで、直接クリックできます。
ここまでの設定を行うと、かなり直感的な操作が可能になる上、パネル関係も使いやすくなって便利です。ご参考にどうぞ。
おまけ:Macのトラックパッドが結構便利
Photoshop CS5(4も?)では、Macのマルチタッチトラックパッドを結構認識します。ピンチイン・アウトをすると、画像を拡大縮小できるのです。これが何気に便利。
カーソルはマウスで移動させながら、左手でトラックパッドを操作して拡大縮小すれば、微妙な操作もスムーズに行なえます。デスクトップマシンのユーザーはMagic Trackpadをキーボードの左においてもよいでしょう。
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