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[レビュー] アジャイルな見積りと計画づくり―価値あるソフトウェアを育てる概念と技法

2009-06-12 15:59:32

昨日は外出なし。今週は外出ばかりで、全然仕事が進んでいないので終電近くまで、あれやこれやと片付けておりました。金曜日もがんばって、片付けていこう。

さて、本題です。久々に書籍レビューを紹介します。

アジャイルな見積りと計画づくり―価値あるソフトウェアを育てる概念と技法
Mike Cohn, マイク コーン
毎日コミュニケーションズ ( 2009-01-29 )
ISBN: 9784839924027
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

「アジャイル」といえば、プログラマの間では開発手法として有名ですが、それを見積手法に応用するという書籍。

アジャイルは誤解を恐れずに分かりやすく言えば「あまり初めのうちにしっかり決めないで、作業をしながら軌道修正をしてベストなものに仕上げましょう」といった考えの手法。
開発にかかる期間やコストといった「見積り」も、開発に入る前に正確に見積もれたら理想ではあるのですが、なかなかそうはいきません。

そこで、本書では「ユーザーシナリオ」や「イテレーション」などのテクニックを用いながら、はじめは不正確でも少しずつ正確なスケジュールや金額が見積もれるように、補正していこうというテクニックが紹介されています。

海外の書籍を翻訳した書籍のため、正直非常に文章が読みにくく、初めのうちは内容が頭に入ってきませんでした。
そのため、途中で読むのをあきらめてしまおうかと思ったのですが、ふと巻末に小説風の「ケーススタディ」が掲載されていて、これを試しに読んでみてたところ、非常にすばらしい! 一気に内容が頭に入ってきました。

その後、改めてはじめから読み始めても、今度はすいすいと頭に入ってきます。
これは、書籍の構成としても非常に優れているなと思いました。もちろん内容としても、読み終わるとなるほど、非常に優れた手法です。是非、どこかのプロジェクトで実践してみようと思いました。

ということで、本書を頭から読んであきらめそうになったら、是非巻末を読むことをオススメいたします。見積をすることがあるディレクタ、プログラマなどには確実にお薦めの一冊でした。

※このエントリは ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet Japan編集部の見解・意向を示すものではありません。
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