サイバーエリアリサーチ株式会社

動画配信の進化

2009-01-22 10:08:18


こんにちは。サイバーエリアリサーチです。

先日のアメリカ大統領就任式は、多数のサイトでストリーミング放送され、多くの人がオンライン動画を楽しんだようです。

2008年には世界最大のスポーツイベントであるオリンピックがありました。普段はオンライン動画になじみが薄くても、オリンピックをインターネットで楽しんだ方は多いのではないでしょうか。

2年ごとに開催されるオリンピックのオンライン動画配信状況を見ていると、オンライン動画配信が目覚しく進化している様子がよく分かります。つい9年前の2000年には、オンライン動画配信が全面的に禁止されていたとは考えられないくらいです。

昨年のビッグイベントに絡め、国内外の動画配信について振り返ってみたいと思います。

■ビッグイベントでの動画利用

北京オリンピックでは、アメリカのTV局NBCが、オンラインでこれまでより大規模な生中継を放送して話題になりました。延べ700万人が3千万時間ものオリンピック動画を見たそうです。

(オリンピックなどの動画配信には、インターネットユーザーの位置情報であるIP Geolocation技術が欠かせません。詳しくは「オンライン動画の充実はIP
Geolocationのおかげ!?」をご覧下さい
 http://www.arearesearch.co.jp/trend/080930.html?id=zdb )

海外でのオンライン動画に関する2008年のもう一つのトピックは、アメリカ大統領選挙です。世界の関心を集めたアメリカ大統領選挙では、オバマ氏が全国民に向けたメッセージビデオをYouTubeに投稿し、選挙活動に利用しました。

大統領就任式でも、オンライン動画のストリーミング配信を多くの人が楽しんでいます。

ちょっと変わったオンライン動画の利用法として、アメリカ警察が犯罪者逮捕の為に犯行のビデオをオンラインで公開して協力を促したことがニュースになりました。

さらにイギリスでは、YouTubeに投稿したビデオが証拠になって公道でトリックやスピード違反をしていた運転主が捕まったそうで、思わぬところから火の粉が上がるものです。

これらのニュースからも、オンライン動画が市民権を得てきたことが伺えます。

■オンライン動画人口の増加

2008年アメリカでの調査によると、ブラウザを介してオンライン動画を見ている人口は前年の2倍に増加し、何らかのオンラインビデオを見たことがある人は全体の7割を越えているということです。

増加要因として、ソーシャルネットワークやポータルで、広告収入によるリッチコンテンツが閲覧できるようになったことが一因と考えられています。

 無料の動画配信サイトといえば、日本ではYouTubeやニコニコ動画ですが、アメリカではそれと匹敵する人気を誇るHuluがあります。コンテンツが充実したHulu人気は白熱し、広告収入がYouTubeを追い越すかもしれないと騒がれました。

■コンテンツの充実

広告収入の増加と、配信地域の制限やデジタル著作権管理の仕組みが整うにつれ動画コンテンツの多様化が進んでいます。これまでの記事でも述べてきたようにhttp://www.arearesearch.co.jp/trend/071221.html?id=zdb)、スポーツのゲーム放送はオンライン動画配信での先駆けですが、他の業界も次々と参入しています。

たとえばMTVが音楽ビデオを公開したほか、TV局がオンラインで提供するニュースが相次ぎました。ジョーク好きのアメリカ人には欠かせないコメディー番組がオンライン放送を開始した他、TVよりも早くTV番組をオンライン配信する動きも出ています。

このようなインターネット上での動画コンテンツの充実化を背景に、TVではなくPCでTV番組を見る人の率が増加しています。

■ますます便利に

北京オリンピック中の動画配信へのトラフィックは、アメリカを中国が上回ったそうです。急成長中の中国でも発展していくことを考えると、オンライン動画を楽しむ人口はますます増えそうです。また、YouTubeで動画解析プログラムや高画質の配信のほか、APIの提供など、機能の充実にも力を入れ始めたことからも見て取れるように、今後はオンライン動画の高機能化や用途の多様化が予想されます。

日本でもNHKを筆頭に、次々とテレビ局がオンライン放送に参入する動きがみられます。今後のオンライン動画の動向が楽しみです。

 

【関連リンク】

サイバーエリアリサーチ株式会社 http://www.arearesearch.co.jp/?id=zdb

オンライン動画配信制御に欠かせない ”IP Intelligence & IP Geolocation” http://www.arearesearch.co.jp/ip/?id=zdb

CDN&ストリーミング事業者向け「DRM」 http://www.arearesearch.co.jp/ip/pp_drm.html?id=zdb

 

※このエントリは ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet Japan編集部の見解・意向を示すものではありません。
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