Railsで月間2.8億PV--COOKPADのリニューアル
佐野:
自分たちのコアビジネスとして、生み出す価値が高い領域については自社で供給してします。当然、サービスに関しては、100%自社供給です。一方、自分たちの組織に関連するものなど、ある程度、外部とノウハウを共有した方がいいと判断する領域については、外の技術を有効に活用するようにしています。
大野:
佐野社長ご自身もエンジニア出身ですが、クックパッドにとって、技術者は重要な人材であると同時に、彼らに期待するものも大きいと思います。今後、御社の技術部門をどう発展させていきたいと考えているのでしょうか?
佐野:
現在、技術部門は、サービス担当と社内のシステム担当をあわせて、5人のエンジニアで切り盛りしています。これを今年中に13人まで増やしたいと考えているところです。また、サイト・ストラクチャーについても現状、エンジニアが担当しているので、この分野の人材も採用する予定です。
大野:
佐野社長が描くエンジニア像としては、どのような資質を持っているべきと考えますか?
佐野:
前述したように、私が理想とするエンジニアは、基本的に自分がやりたいこと、自分の得意なことが明確に理解できている人ですね。また私は、エンジニアこそ、ひとつの技術や領域にとらわれず、多才であるべしとも思っています。これは、インターネットのテクノロジーをフルに活用して、柔軟かつ臨機応変にサービスを開発していく、当社のエンジニアに求められる資質でもあるからです。
今、この規模のRailsサイトのインフラ周りにしてもRuby on Railsの実装にしても、世界中にその経験者は、数えるほどしか存在しません。したがって、これまでの経験そのものよりは、未開の地に向かってチャレンジする意欲があり、経験の中から自分の育て方を学んだ人こそが、当社に適しているのではないでしょうか。
さらにエンジニアリングのフィールドで、つねに仮説を立てて、それを実行し、検証し、修正することの繰り返し、つまりPDCAを実践してきた人であれば、いうことはありませんね。また、構想から実装、運営まで経験した人であれば、より自由な発想でクックパッドに貢献し、新たな領域を拓いてくれるのではないでしょうか。
私は、自立したエンジニアが好きですし、クックパッドにはそういったエンジニアが必要です。それぞれの個性をぶつけ合いながら、その上で全員が協調してチャレンジしていく組織でありたいと思っています。
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