オープンソースをライセンス的に正しくつかうための11のチェックポイント
冨田秀継(編集部)
2009-01-27 21:12:01
オープンソースカンファレンス2009 Sendaiで、NECの姉崎章博氏がオープンソースソフトウェアをライセンス的に正しく使うチェックポイントを紹介した。
10. 遵守しやすいように、ライセンスごとに分けたプログラム構造、物件管理をしていますか?
姉崎氏は「そもそも初めから(プログラムを)分けておき、混在しないようにすること。出荷前のコード検査だけでは手遅れの場合もある」と注意を促す。
「オープンソースソフトウェアを一切排除した開発もあり得る。しかし、クリーンルームでの開発でも徹底しなければ、インターネットを当たり前に使用できる環境で、オープンソースソフトウェアを一切排除することは難しい」と語り、「ライセンスを意識した開発管理を実施すべきだ」と強調している。
11. 利用するOSSに還元していますか?
「利用者が還元しなければ、利用するオープンソースソフトウェアの存続が危ぶまれる。オープンソースソフトウェアのエコシステムに積極的に参加し、一緒にサイクルを回す努力をしよう」と姉崎氏。還元例として、
- 開発者コミュニティに開発者の1人として参加する
- 見つけたバグ修正などのパッチを開発コミュニティに提供
- ユーザー観点での評価結果、コメントをユーザー会で情報交換
- OSSのサポートを提供
- OSSを明示的に補完する製品を提供
- ユーザーコミュニティに参加して、普及と促進に努める
- 寄付
姉崎氏は「OSSへの還元が増えて、OSSの発展につながるのであれば、商用製品でOSSを正しく使うことも歓迎されるはず」と訴え、講演を締めくくっている。
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