DBAの日常業務に必要なスキルとは
- トラブルシューティング
DBAは、データベースサーバに問題が生じた場合に、素早く問題を突き止め、データを失ったり状況を悪化させずにその問題を解決する方法を知っている必要がある。
特別な環境
データベースの使われ方によっては、一部のDBAには、上記のような基本的な責任に加え、特別なスキルが必要となる。
- 高い可用性
- 大規模データベース(VLDB)
- データの抽出・変換・挿入(ETL)
インターネットの登場によって、日中にのみ利用されていたデータベースの多くに、1日に24時間、1週間に7日利用可能である必要が出てきた。ウェブサイトは静的であらかじめ決められたコンテンツから、動的に生成されるコンテンツになり、ページが要求された時点でデータベースを使ってページレイアウトが作成されるようになった。ウェブサイトが24時間、週7日利用できなくてはならないなら、その下位にあるデータベースも同じだ。この環境でデータベースを運用するためには、オンライン(ユーザーにデータベースが提供されている状態)のままデータベースを管理する方法の種類と、データベースがシャットダウンされる場合のメンテナンスのスケジュールについて理解する必要がある。また、冗長性を持たせたハードウェア、ソフトウェアを計画し、1つに障害が起きても他のものは全体としてユーザーが利用可能な状態を維持できるようにする必要がある。DBAが高い可用性を確保するのに使われるツールには、オンラインバックアップ、クラスタリング、複製、スタンバイデータベースなどがある。
企業はデータベース技術を活用する方法を次々に見つけており、より多くのデータを保存するようになってきている。また、データベースに保存されるデータの種類も変わってきており、以前は定められた行列に収まった構造化されたデータが主流だったのが、文書、画像、音声ファイルから指紋データに至るまでのさまざまな非構造化データが多くなってきている。どちらの動向も、大規模データベースという同じ結果を生む。VLDBの管理は、DBAに特別なスキルを要求する。表のコピーといった単純な操作にも必要な時間は大きくなり、正しく行わない限り禁止しなければならなくなる場合もある。DBAはテーブル分割(Oracle)、連合データベース(SQL Server)、レプリケーション(MySQL)などの、データベースを大規模に適用しながら管理可能にするための技術を理解する必要がある。
データウェアハウス環境では、データウェアハウスにデータを効率的に読み込んだり、複数の既存の生産システムから大量のデータを抽出しデータマートすることが重要な業務となる。これらの生産システムは、データウェアハウスで標準として定義しているものとは異なるフォーマットを持っていることが多いため、データをロードする前には変換(あるいはクレンジング)しなくてはならない。データの抽出がDBAの責任であるかどうかは企業によって異なるが、何が抽出されるかは確実にしておいた方がよく、DBAはチームの重要な役割だ。
ITリーダーのための結論
人気のあるデータベース製品の機能セットが増えているため、DBAがマスターしなければならないことも着実に増えている。ITリーダーが上記の重要な分野におけるスキルをチェックすれば、雇用しているDBAが業務をこなせるかどうかを確認できる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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