CodeGearの3rdRailはRails特化のシェルとなるか
ボーランドのCodeGear事業本部では、2007年後半から2008年前半にかけての新製品の目玉として、Ruby on Rails開発環境「3rdRail」と、JBuilderの新機能「Application Factories」を掲げている。今回、CodeGearデベロッパーリレーションズ担当副社長兼チーフエヴァンジェリスト David Intersimone(デビッド・インターシモーネ)氏に、これらの新製品を打ち出すCodeGearの狙いや、今後のアプリケーション開発の動向などを伺った。
重要なのはどうやって言語を”more easy”にするか
従来より、Ruby on Railsによるアプリケーション開発はコマンドラインベースで行われることがほとんどだった。それに対して3rdRailでは、ビジュアル化された開発環境を提供するという。このことについて、Intersimone氏は次のように語っている。
「Railsという新しいものが生まれたとき、まずそれにいち早く目をつける人々がおり、その後少しずつ開発者の間に浸透していきました。当初はコーディングやデータベースマイグレーションよりも、コマンドを実行することが開発の主体でした。作成するアプリケーションの規模が大きくなるにしたがって、自動化やウィザード、依存性ビューなどに対するニーズが生まれました。3rdRailはその要求に対するCodeGearの回答なのです」
David Intersimone氏
とはいえ、従来からのRailsの開発者は、独自のツールやノウハウによって現状の開発環境に慣れ親しんでいるはずだ。そのような開発者に3rdRailを普及させるための魅力は何だろうか。
「様々な新機能がありますが、まず大事なことは3rdRailはRuby on Railsというフレームワークを隠すのではなく、使いやすくするツールだということです。したがってこれまでの環境を捨てて新しい環境に移ってもらうのではなく、使い慣れた環境に加え、さらに優れた機能を利用できると考えてください」
Intersimone氏は、その一例としてコマンドライン機能を挙げている。
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