Oracle VMのインストール
仮想化ソフトXenの潮流を探る本連載。まずはOracleのサーバ仮想化ソフト「Oracle VM」のインストールから始めたい。
Oracle VM Managerのインストール
無事にOracle Enterprise Linuxをインストールし終えたので、引き続いてOracle VM Managerのインストール作業に移ろう。まず、Oracle Enterprise Linuxにユーザーrootとしてログインする。
ログインしたら、[アプリケーション]メニューの[アクセサリ]から[GNOME端末]を選択して、端末エミュレータを起動する。そして、Oracle VM ManagerのCDをドライブに挿入した後、端末エミュレータで次のように入力してCDをマウントする。
CDをマウントしたら、次のように入力してCD上に移動する。
移動したディレクトリ上のシェルスクリプト「runInstaller.sh」を次のように実行する。
シェルスクリプトを実行すると、Oracle VM Managerをインストールするのかアンインストールするのかが問われる。もちろん、ここでは、Oracle VM Managerのインストールを指示する。
インストールを指示すると、Oracle VM Managerに関係するパッケージのインストールが始まる。このインストール作業中には、次の内容が確認される。
- Oracle Application Expressで使用するポート番号
- Oracleデータベースリスナーで使用するポート番号
- OracleデータベースのユーザーSYSとSYSTEMのパスワード
- Oracle VM ManagerデータコレクタであるユーザーOVSのパスワード
- OC4Jのアカウントoc4jadminのパスワード
- Oracle Netリスナーで使用するポート番号
- SMTPサーバーのホスト名
- Oracle VM Managerのアカウントadminのメールアドレス
これらのうち、OracleデータベースのユーザーSYSとSYSTEMのパスワード、Oracle VM ManagerデータコレクタOVSのパスワード、SMTPサーバのホスト名、Oracle VM Managerのアカウントadminのメールアドレスには、任意の文字列をそれぞれ指定しておく。
これに対してOC4Jのアカウントoc4jadminのパスワードには「oracle」を指定する。残りのポート番号に関しては、いずれもデフォルト値が表示されるため、そのままリターンキーを押して応答するだけで問題ない。
Oracle VM Managerのインストール作業が正常に終了したら、WebブラウザからOracle VM Managerにアクセスしてみよう。Oracle VM ManagerのURLは「http://(Oracle VM ManagerのマシンのIPアドレス):8888/OVS」だ。
ここまでの作業で、Oracle VMを試用するために必要なインストール作業は、すべて終了した。次回は、Oracle VM Managerを使って仮想マシンを動かしてみる。
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