自分がラクをするための自動化のススメ--WebデザイナのためのPHP入門
PHPとデータベースについて大体わかったボクたち。次は「実務でどう活用するか」ですね。
これまでの2回で、PHPやデータベースの概要については理解していただけただろうか?
そうは言っても、理解するのと実際に作業するのは別の話。自分にはとうてい作れないだろうし、プログラマという職業の人の話だと思われる方も少なくないかもしれない。
確かに、本格的なスクリプトを自分で作ることは考えにくいかもしれないが、Webデザイナやマークアップエンジニアでも、まずは「自分がラクをするために」PHPを使ってみてはいかがだろう?
今回は、PHPスクリプトの中でも、簡単に記述できてWebデザイナに役に立つサンプルをいくつか紹介したい。是非、気軽に利用してみて、できれば内容も理解してみてほしい。
コピーライト表記を自動化する
Webサイトには必ずある「コピーライト表記」。たいていの場合、以下のように制作年を明記する。
Copyright© 2008 H2O Space. Co., Ltd. All Rights Reserverd.
この表記、「制作年」なので更新しなくてよいようだが、やはりWebサイトが古く見えてしまうので毎年更新したいものだ。しかし、それを毎年全ページに対して行うのはあまりにも非効率。そこで、いつもの表記の代わりに、次のようなPHPスクリプトを記述してみよう。
Copyright© <?php echo date('Y'); ?> H2O Space. Co., Ltd. All Rights Reserved.
「date('Y')」という記述は、日付を操作する機能だ。大文字で「Y」というパラメータを指定することで、4桁の西暦年を取得することができる。これにより、毎年西暦年が更新されるというわけだ。
「date('Y')」を指定すると……
PHPのよいところは、JavaScriptなどの「クライアントサイドスクリプト」と違い、Webブラウザに表示される前に処理されて、HTMLは手で作ったものと変わらない情報になる点だ。たとえば、上記のスクリプトもWebブラウザでソースを表示すれば、PHPのスクリプトは消えてWebブラウザに表示されているものと同じ状態になる。そのため、SEOや音声ブラウザなどへの対応にも全く影響することなく、利用することができるのだ。
ヘッダーファイルなどを一元管理する
Adobe Dreamweaverなどには「ライブラリ」という、外部のファイルを取り込むことで部品を一元管理することができるものが用意されている。これと同じような仕組みをPHPで作ることができる。
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