Leopard ServerのPodcast Producer--Open Directoryでつまづかない
Leopard Serverの新機能Podcast Producer。ポッドキャストを簡単・便利に行うためのワークフローなのだが、事前の準備にとても気を遣うことになった。
前回からだいぶ時間が空いてしまい大変申し訳なく思っている。今回は、Mac OS X Server 10.5、通称Leopard Serverで新たに提供されたPodcast Producerを取り上げる。
Podcast Producerの光と影
ポッドキャストは、Webサーバなどを使って音声データや動画データを公開する仕組みである。Podcast Producerは、音声データや動画データのエンコーディングに加えて、それらをブログ、iTunes、iTunes U、ストリーミングで公開するために必要な一連の作業をワークフローとして用意している。
つまり、ユーザーは素材データを用意し公開方法を決めるだけで、Podcast Producerを使ってポッドキャスティングを実現できる。これが、Podcast Producerの光の部分だ。
ただし、Podcast Producerを使ってポッドキャスティングを行うには、次のサービスやサーバを設定する必要がある。特に、Open Directoryサービスの設定は曲者だ。
- DNS
- メールサーバ
- Open Directoryサービス
- Webサービス
- Xgridサービス
- QuickTime Streamingサービス
また、この連載の第1回「Mac OS X Leopard Serverのインストール」で述べたが、“標準”や“ワークグループ”のサーバ構成ではPodcast Producerは利用できない。つまり、サーバ構成を“詳細”にし、直観的でわかりやすい[サーバ環境設定]による管理をあきらめなければならない。
さらに、“標準”や“ワークグループ”から“標準”にサーバ構成を変更したときに、Leopard Server内で何がどのように変更されるかを示したドキュメントが見あたらない。このため、サーバ構成をきちんと移行するためにはかなりの知識と努力が必要になる。これがPodcast Producerの影の部分だ。
ちなみに、筆者は、今回の原稿を書くために10回近く試行錯誤を繰り返したが、サーバ構成を適切に移行する方法を見つけ出せなかった。そこで、今回は、Leopard Serverのインストール時にサーバ構成を“詳細”とした状態から設定を開始し、Podcast Producerによるポッドキャスティングまでの作業を順に示していくことにした。すでにLeopard Serverでの運用を開始している読者には何の指針も示せず申し訳ないが、ご勘弁いただきたい。
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