Leopard ServerのiCalでスケジュール管理
前回はWikiによるコラボレーション環境の構築を紹介したが、今回もまた”共有”、iCalサービスの構築について説明しよう。
グループで作業するときに、スケジュールの管理は重要だ。Mac OS Xでは、Pantherと呼ばれた10.3以降、iCalというスケジュール管理ソフトウェアが用意されている。また、Mac OS X Server 10.5、通称Leopard Serverでは、Open Directoryというディレクトリサービスと組み合わせて、iCalでのスケジュール管理をグループ内で共用できるようにしている。今回は、このiCalサービスがどのようなものなのかを見ていこう。
人も物もみんなOpen Directoryに登録
Leopard ServerのiCalサービスを利用することで、グループ内メンバーのスケジュールを調整して適当な日時に会議を開いたり、会議室などの場所やプロジェクタなどの什器を管理したりできる。また、iCalサービスは、CalDAVやiCalendarといったオープンな技術標準をベースに実装されているため、Mac OS XのiCalだけでなく、Mozilla Sunbirdなどの他のソフトウェアからも利用できる。
まず、iCalサービスを利用する前に、ユーザ、グループ、場所、リソースといったスケジュール管理に関係する要素をOpen Directoryに登録しておく。このうち、ユーザとグループは、[サーバ環境設定]での登録作業でOpen Directoryに登録される。では、残りの場所やリソースはどのように登録するのだろうか。
Leopard ServerやMac OS X 10.5(Leopard)には、[ディレクトリ]というソフトウェアが用意されている。この[ディレクトリ]を使って場所やリソースをOpen Directoryに登録する。もちろん、[ディレクトリ]はOpen Directoryの内容を扱うソフトウェアであるため、ユーザやグループも処理できる。
[ディレクトリ]を使う前には、[ディレクトリユーティリティ]を使ってLeopard ServerやLeopardを同一グループにしておく必要がある。ちなみに、[ディレクトリユーティリティ]での設定については、「Leopard Serverの簡単管理と超速セットアップ」で取り上げているので、詳しくはそちらを参照してほしい。
Leopard Serverがきちんと登録されてることを確認したら、[ディレクトリ]を起動する。
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![Leopard Serverが応答していることを[ディレクトリユーティリティ]で確認](/story_media/20366496/080205enterprisemac_directory-utility_350x207.jpg)
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