JavaScriptの業界地図を読み解く:JavaScriptのイロハ
今回はJavaScriptの周辺環境について。「jQuery」の作者であるJohn Resigさんが「業界地図」を分かりやすくまとめた画像を公開していますので、これをベースにお話ししましょう。
まずは、左上にMicrosoftがあります。ほとんど完全に閉じた世界で、唯一他の要素と関連があるのは.NET FrameworkからIronPython/IronRubyに伸びている線だけ。これに関してはECMAScriptと関係がないので無視すると、全く独立しているといってよいでしょう。
さらに誤解を恐れず言うなら、MicrosoftがサポートしているのはJavaScriptではありません。
MicrosoftによるECMAScriptの実装はJScriptと呼ばれており、JavaScriptとは別の言語です。.NETフレームワーク向けにコンパイル可能なJScript.NETなども提供されていますし、Windowsとも統合されているので、バッチ処理をJScriptで書くなんてのも朝飯前です。
左下に大きく「Mozilla」があります。Netscapeから派生したオープンソースプロジェクトであるMozillaは、現在ECMAScriptに最も熱心に貢献している組織であると言ってよいでしょう。
一番のポイントは「SpiderMonkey」です。これはC言語で書かれたJavaScriptエンジンで、Firefoxでも採用されているものです。Firefox以外にも、さまざまな言語や製品から使用されていることが分かります。
言語の名前もきちんと「JavaScript」です。JavaScriptを発明したNetscapeと、縁のあるMozillaだからこそ、「JavaScript」を名乗って良いということでしょうか。そういう事情も反映しているのか、Mozilla系のブラウザは、JavaScriptのバージョンを独自に推し進めています。Firefox 3では、JavaScript 1.8の実装が提供される予定です。
また、Spidermonkeyの右上に「ActionMonkey」と言うエンジンがあるのに注目してください。ActionMonkeyに向かって伸びている矢印の元をたどるとSpiderMonkeyとTamarinとなっています。そして、Tamarinから別に伸びている矢印をたどると、AdobeのActionScriptにたどり着きます。この関係についてお話しましょう。
- 特集: JavaScriptのイロハ (17件)
- 今日のトップ記事
- 2日前
- 4日前
- 6日前
- 7日前
- ホワイトペーパー
- 読者投票
- 話題のタグ
MS、Vistaとの互換性をチェックできる「Compatibility Center」リリースへ
「似非」SOAを見破る10の方法
Firefox 3のアドオンやテーマ管理を容易にする
openSUSE 11.0を試してみた
フォトレポート:世界各国の優秀な技術者がパリに集結--Imagine Cup 2008世界大会
バッチ処理でデータベース活用:4つの課題と5つの解決ポイント
Rubyでどう書く?:RubyでWord文書を作成する
Techno Exchange
ZDNet Japan Green IT
DELL連載第4回〜「Microsoft System Center」
今知るべき仮想化情報
「未来の、その先」をどう提言していくか