OSI参照モデルのお勉強・その1--ネットワークのイロハ(2)
今回は、通信を成立させるために必要なプロトコルの階層について説明する。まずは、5階層のうち、物理層、データリンク層、インターネット層から始めよう。
ネットワークには関係ないが、皆さんは「コツコツ先行型」か、「土壇場追い込み型」のどちらだろう。近年私はコツコツ先行型になっている。「直前で何かあったらどうしよう」と、リスクを大きく考えるようになったのだ。これは自分が大人になったからなのか、それとも肝っ玉が小さくなったのか、どっちだろうか。
どうでもいい話しはさておき、前回は「ネットワークとは?」からはじまり、「プロトコルとは何か?」「プロトコルはネットワークでどのような役割を果たすのか?」について簡単に説明した。ネットワークとは通信であり、プロトコルという共通言語を使うことによって、異なった機器同士でデータや音声アプリケーションを伝えることができるという話をした。また、通信を可能にするプロトコルは階層(レイヤ)に分かれていることにも触れた。
今回は前回の予告通り、通信を成立させるために必要なプロトコルの階層について説明する。階層は5階層で、「物理層」、「データリンク層」、「インターネット層」、「トランスポート層」、「アプリケーション層」に分かれている。ます最下層の物理層からいこう。
物理層では、「0」と「1」で電圧を変化させたり光を点滅させたりする。ネットワークの中で唯一可視できる階層(レイヤ)だ。ここでは、電気信号化を通すケーブルやコネクタ、リピータの形状、特性、信号の電圧等を決める。
よくカタログ上のスペック欄で「48ポート×10/100/1000BASE-T」「1ポート×10GIG XFP」といったように、対応インターフェースが記載されているのを目にすると思う。何度も繰り返すがこれは、このポートはこの種類(規格)のケーブルであれば動作する、というルールであり、どのメーカーのものでも米国の電気電子技術者協会で定められたIEEE802.3の規格に準拠していれば基本的には問題なく動作するはずである。
この層はあくまでも「0」「1」で表す電気信号を通す媒体についての取り決めなので、データの中身には触れないことを留意していただきたい。
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