次期iPhoneはPSPを上回る3D性能に?--PowerVR SGX543が意味するところ

海上忍
2009/01/13 12:30

iPhoneに搭載されているPowerVRコア、CES 2009で「PowerVR SGX543」が発表された。

 CES 2009で「PowerVR SGX543」が発表された。第5世代のSeries5アーキテクチャを採用、マルチスレッド対応のGPUシェーダエンジン「USSE2」を搭載している。実際のデモンストレーションは、3月に開催されるMulticore Expo 2009待ちだが、現時点で明らかにされているキーワードをつなぎ合わせるだけでも、iPhoneにとって(もちろんPowerVRコアの継続採用が前提だが)朗報であることは確かだ。

 そのパフォーマンスは、3,500万ポリゴン/秒、フィルレートが1ギガピクセル/秒というなもの(2000MHz動作時)。PSPが3,300万ポリゴン/秒だというから、携帯ゲームコンソールをも上回る3D性能が実現されることになる。

 USSE2は、OpenGL ES 2.0 APIを使用してプログラミングされる。OpenCL Embedded Profileについては、モバイル版の規格(OpenCL Embedded Profile)がリリースされていないこともあり、正式発表はないが、以前こちらにも書いたように、対応はほぼ確実と考えてよさそうだ。

 というわけで、おぼろげだった「次のiPhone」の姿が、輪郭に近い部分まで見えてきた。あとは発売時期だが……初代iPhoneからiPhone 3Gの間隔が約1年だったことから推定すると、今年の6月という線が濃厚だ。2年の割賦払いで購入したユーザは、そろそろ対策を考え始める時期かもしれない。

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