iPhoneのGoogle Mobile Appの未来を考えてみた
ようやく日本でもGoogle Mobile Appが利用可能になった。しかし、iPhoneならではの縛りが……
Googleが提供する検索アプリ「Google Mobile App」が、日本のApp Storeからダウンロード可能になった。一般的なWeb検索にくわえ、画像やニュース、Wikipedia、さらには「連絡先」の情報を探し出すなど、総合検索ツールとでもいうべき豊富な機能を備えている。メニューなどUI部分は英語のままだが、日本語も問題なく扱える。トップの「Explore more Google products」ボタンをクリックすれば、GmailやGoogle Calendar、YouTubeなどGoogleが提供するオンラインサービスもすばやく起動できる。
確かに便利なGoogle Mobile Appだが、やはりiPhoneの「シングルタスクの原則」からは逃れられない。検索結果のリンクをクリックすると、MobileSafariへの画面遷移が始まるため、数秒以上のタイムラグが発生するのだ。確かに検索機能だけを見れば、MobileSafariビルトインの検索機能より洗練されているが、MobileSafari単体のほうが一連の作業は速く完了する。
このようなブラウザ補助ツールの今後について考えてみたが、明るい未来を描くことは難しそうだ。Mac OS Xで利用されているSIMBL(InputManagers経由でプラグインを利用可能にする一種のハック)は、そもそもiPhoneのAPI構成がMac OS Xとは異なるうえ、ハックの余地があるにしてもApp Store経由での配布は許されそうにない。FirefoxやOperaもリリースされる目処が立たない状況にあることを踏まえると、サードパーティー単独の力では、ブラウザと一体に機能するプラグインの形式へと進化させることは困難に思われる。
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