iPhoneでリリース前のアプリを使う手順、説明します
海上忍
2008/09/11 18:00
iPhone 2.1の配布開始が12日に予定されている。プッシュ配信の解放やコピー&ペーストなど待望の機能が搭載されるのか?
知人から依頼があり、正式リリース前のアプリケーションを試す機会に恵まれた。そこで、前々回紹介した「アドホックによる配布」について、具体的な作業の流れを説明したいと思う。
配布物は、アプリケーションと証明書(プロビジョニングプロファイル)の2点。これを「iPhone構成ユーティリティ」で読み込み、接続したiPhone/iPod touchへ転送すれば、インストールは完了だ。証明書には、暗号鍵とともにデバイス固有のID(UDID)が記録されているため、開発者が把握していない第3者へ譲渡されてもインストールはできない仕組み。なお、iTunesを利用した同期の手続きとは分離されているので、ふだんは接続しないデバイスも操作対象にできる。
ポイントは、証明書とアプリケーションが切り離されていること。証明書は有効期限の範囲内で使い続けることができるため、不具合修正の際はアプリケーションのみ更新すればいい。証明書の有効期限は「設定」→「一般」→「プロファイル」で確認可能だ。
このように、アドホックによる配布はアプリケーションのβテストに最適だ。この「最適」には、開発者がテスト参加者を完全に管理できることと、「野良アプリ」を予防したいAppleの思惑という2重の意味があるのだが。
インストールした証明書は、iPhone/iPod touchの設定パネルで確認できる
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